第1工区高見台(B地点)
午後1時,現場事務所(A地点)でバスに乗り込んだ一行は大坂池の先でバスを降り,高見台まで坂道を歩いて登り,造成の進む第1工区を目の当たりにしました。
(統合移転推進室 二又正隆専門職員の説明)
新キャンパス275haのうち第1工区に当たる部分は約50.5ha。理学,数理学,工学,システム情報科学,農学等及び全学教育施設が展開するアカデミックゾーンです。
大坂池の北側に建設されているのは3号調整池です。この防災調整池は雨水の流出量の増大を抑制し,下流河川に対する洪水負担の軽減を図ることを目的としています。
造成から取り残されたような丘に立つ高木樹木は,学内の専門家によって選び出された樹木であり,キャンパス内の移植地に移すための植材です。前方に積まれているのは伐採された雑木や竹を細かく切断したチップ材です。これらは,土壌被覆や乾燥を防ぐために役立ちます。その向こうに見えるのは,伐採した樹木の根株を仮植しているところです。これらは盛土の法(のり)面に植え付けられます。
第1工区の造成工事は,平成13年度末には終了し,平成14年度からは建物の建設が始まり,平成17年度から順次移転が始まる予定です。
第1工区造成地
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