サークル紹介

　「空手道」というと、みなさんには何か恐そうなイメージがつきまとってしまうかもしれません。しかし私たちのやっている現在の空手道は、武道としての一面を残しながら、かなりスポーツ化されており、技の威力はもちろん、キレ、スピード、間合いなどが重視され、とても洗練された魅力をもっています。相手の体の紙一重で止める「寸止め」が原則であり、万一の接触に備えて防具の着用も義務づけられているので、安全面でも心配はいりません。女性でも無理なくでき、女子部員も5人と、増えてきています。全体では部員12名、4年生も引退し、この秋からは新チームでがんばっていくことになります。今年度は、全日本学生選手権に男女共に出場、国体選手も排出し、全国でも活躍しています。また医学部キャンパスで活動している医学部空手道部は、西日本医科学生大会で団体・個人共に優勝しました。多くのOBの先輩方の強力なバックアップと、大学院の若手OBがコーチとして指導にあたってくださり、非常に恵まれた環境の中で練習ができます。部員の大半は初心者ですが、1年もたてば実力もつき、高い目標をたてて皆がんばっています。今年はまだ全国国公立大学大会、全九州団体戦が控えており、前者では優勝を、後者では全日本への出場を目指しています。

　私たち空手道部は、目標に向かってがんぱっている、熱い人たちのいる部です！少しでも興味を持たれたなら、いつでも見学にきてみてください！

　写真部は、写真を撮り、暗室などで現像する、またその技術を追究する部活です。活動の成果を発表する場として、年数回写真展を行なっています。写真は、被写体として何を選ぶか、またどのように写真の段階まで仕上げるか、というところで、撮影者の個性がはっきりと出るものです。写真展を行うにあたって、その1ヶ月前から週1回「セレクト」を行なっていますが、これは、写真展に出したい写真を部員が持ち寄り、意見を交換する場です。好き嫌いという好みなどのシンプルな感想から、構図や焼き、作品の仕上げに対するアドバイス的なものまで、様々な率直な意見が交わされます。そのため、過熱気味になることもしばしばです。しかし、そこでの個性と個性のぶつかり合いが、自分をさらけ出すことへの慣れにつながるせいか、写真部員は飾り気のない人ばかりです。

　写真というものに興味を持ち、自分の個性を写真を通して発揮したい人は、ぜひ写真部にきてみてください。