シリーズ糸島紀行22

このシリーズでは、九州大学新キャンパス用地のある糸島半島およびその周辺の景勝地や施設を紹介しています。

「前原市農業公園ファームパーク伊都国・トンカチ館」

 前原市の農林業との交流拠点「ファームパーク伊都国」内に「トンカチ館」はあります。同館には、さまざまな木工用の道具や機械が備えられており、予めストックされている間伐材を材料に、昼間、百円玉数枚で木工工作を体験出来ます。もちろん、初心者や子供でも大丈夫。館内の指導員の手ほどきを受けることにより、安心して作業を行えます。

 最近は、マンション住まいのために好きな日曜大工ができず、休日に訪れては工作を楽しむ人も増えているとか...。また、フォークアート教室(写真左)やトールペインティング教室(同右)等も定期的に開かれています。パーク内の親睦ならぬ親木・スペース!?「トンカチ館」、あなたもぜひ一度訪れてみませんか。

(写真:施設部整備計画課 田中広幸/文:新キャンパス計画推進室 森牧人)

編集後記

 どのような方々に読んでいただきたいのか、印刷物を発行する場合はこのことが本のスタイルを決める基本だと思います。大学に勤務する教官や職員、学生諸君、卒業生、それに受験を考えている高校生など、本誌のターゲットは広範囲に及びます。したがってそのすべての人が納得する広報誌にするのは至難のことです。表紙、記事の企画はもちろんのこと、同じ記事でも横書きにするか縦書きにするかで雰囲気は変わります。統一してはというご意見もありますが、上記の理由からそれを敢えて混在させています。斜め読みならぬ「斜め書き」があったら、と思ってしまいます。

(編集主幹 中島昭彦)

 講演開催のニュースを掲載すると、講演の中味を知りたいとのご要望をしばしば頂戴します。今、今年度開催された講演を集めた「講演集」を編んでおり、本号で紹介した古川副長官のご講演も、九州大学での大学発タウンミーティングで梶山総長が行った基調講演も、十一月の学術・文化講演も、一挙掲載する予定です。年明けまでお待ちください。

(企画広報室 臼杵純一)

 本号では国際交流をクローズアップし、実際に交流に携わられた方々に文章をお寄せいただきました。日本の札束外交が国内外で多くの批判を受けていますが、大学ではこのような「顔の見える」、「心の通う」真に有効な外交が行われています。国際化が急速に進んでいる今の社会で、私も何か自分にできる国際交流を始めたいという気持ちになりました。

(企画広報室 田中美保)

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