3月3日、九州大学広報委員会は、4月からの法人化を機に九州大学を象徴するマークを商標として登録し、九州大学グッズの展開など様々な機会に使用したいとして、商標登録するマーク(A)やシンボルカラーなどを決めました。
1.新ロゴマーク
現在広く使われている松葉マーク(B)が、線の太さが均一でなかったり手書きで歪みがあることなどから登録が困難なため、そのイメージを継承し、映像化しても鮮明に見えることなどを考慮して、新しいマーク(A)が作成されました。これは、これまで使われてきた松葉マークの使用を制限するものではありません。
この新しい松葉マークの他に、広報用、あるいはグッズなどに使用するマークとして、新松葉マーク(A)の「学」の字を除いたもの(C)、Kyushu Universityの「KU」を図案化したもの(D)、「Q大」の「Q」を図案化したもの(E)、学位記に記されている「九州大学」を図案化したもの(F)も、九州大学のマークとして登録・使用されます。
2.シンボルカラー
九州大学のシンボルカラーの検討も行われました。従来は茶系がよく使われており、そのイメージを継承する色として、ワインカラーと呼ばれる赤紫系の色が九州大学のシンボルカラーとして了承されました。
使い方によって色彩効果に違いが生じるので厳密にせず、ワインカラーとして或る程度の自由度を保つこと、バリエーションを持たせるため、サブカラーを設けることも了承されました。
3.九州大学グッズ
これらのロゴマークやスクールカラーを使った、多様な「九大グッズ」(例:バッヂ、文鎮、カップ、時計、ペン、ネクタイ、ブックエンドなど)の商品化も推進されます。
これら図案等の作成は、芸術工学研究院の佐藤優教授を中心に行われました。また、商標登録や管理などの作業は、知的財産本部を中心に進められます。
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