◎伊都キャンパスニュース
九月二十六日(月)には、オープンした食堂と同じピロティ部分に売店が、また理系図書館のロビーにコンビニがオープンしました。
![]() 九大コールアカデミー伊都キャンパスメンバーによるサプライズドオープニングでアカペラの学生歌が吹き抜けのホールに明るくこだまし、大城桂作工学研究院長の「伊都キャンパス及び地元で生活するみなさんのためのコンサートです。共に楽しみましょう。」との祝賀挨拶で、一気にライヴ会場は盛り上がりました。 ライヴを行った「ザ・ベースクレフナイツ」は、ジャズベーシスト丹羽肇氏(九大工学部卒)、ジャズピアニスト月岡翔生子氏、九州交響楽団・吉浦勝喜氏(コントラバス)、同じく埜口浩之氏(バスーン)の四人で二〇〇二年に結成された、低音楽器が主体の異色コラボレーションアンサンブルグループで、本来はアコースティックによる演奏を行っていますが、今回は、実行委員会メンバーである芸術工学府学生の音響セッティングにより、ホールの特性を生かしたやさしい響きが作り出されました。 親子連れも見られる会場では、子供からお年寄りまで、また学生・教職員も食事やビールなどを楽しみながら、美しく繊細なアンサンブルに酔いしれていました。 自由奔放な即興演奏と埜口氏のパフォーマンスが笑いを誘い、なごやかな雰囲気の中、あっという間に二時間が過ぎ、次回を期待する声が早速寄せられていました。
十月十五日(土)、開校したばかりの伊都キャンパスの紹介と科学への興味を持たせる試みとして工学部機械航空工学科が企画した「小学生向け科学ワークショップ|九州大学の伊都キャンパスで紙飛行機を飛ばそう!」が行われました。 ワークショップは、伊都キャンパス周辺の小学生を対象として開催され、参加した小学生は、小型ロケットの発射実験の見学やスペースシャトルなどの型紙を使用して紙飛行機の制作を行いました。 出来上がった紙飛行機を2階ホールで飛ばしていた子どもたちは、その後国際宇宙会議福岡大会に出席するため福岡を訪れていた宇宙飛行士の若田光一さん(九大OB)と対面をしました。
![]() テーマは「異文化共存への道」。「グローバル・スタンダードの時代に、生きていく上で何らかの参考になれば」と前置きして、アメリカ合衆国での勤務経験などからのいろいろなエピソードを例に、「常に好奇心を持つこと」「雑学の勧め」「異文化間コミュニケーションの難しさと大切さ」などを語りました。 九十分間、笑顔で立ったままの田崎会長の「講義」に、満場の学生は大きな拍手で応えました。 |