8月8日9時10分、工学部本館前で、工学部の伊都キャンパスへの移転第1陣の出発式が行われました。平成3年10月の評議会決定以来14年が経過し、本年10月の第1 期開校を経、さらに今後15年間をかけて漸く移転が完成するという壮大なプロジェクトの、記念すべき1ページが記された訳であり、関係の皆様のこれまでのご苦労を思うとき感慨無量のものがあります。幸い昨年8月の概算要求時の折衝において、移転計画の5年間延伸とそれに対する財政的支援について文部科学省の基本的了承が得られ、今後の整備計画については着実に推進できる見通しが立っています。さらに、現在検討中の新しい整備手法が実施に移されれば、より早期の施設整備も可能となります。 (広報専門委員会副委員長・理事・事務局長 早田 憲治)
今年度、応用力学研究所の委員として、本誌の編集委員になりました。いつもは日本を含むアジアの大気環境が過去・現在・将来にわたりどう変化するかの研究・教育をしていますが、委員になって改めて「広報誌」校正を含めて精読するようになり、年々内容が充実していることを感じます。さて、今年度の広報誌から表紙の中に隠れている黒い陰の紳士にお気づきでしょうか?さりげなく配置されているので、お気づきの方は少ないのでしょうか?来号はどこに隠れているかなどと毎号楽しみです。このシンボルの紳士とともに、広報誌を通じた情報発信のお手伝いができればと思います。 (編集委員 鵜野 伊津志)
月並みな言い方ですが、激動の時代のなかで大学、そして学問そのものの在り方が厳しく問われています。バブル期、大学レジャーランド化、「女子大生」ブームの最中に、まさに女子大生であった私の学生時代に比すれば、確かに「改革」…、なのですが、一世代前の大学への、そして学問への問いかけとは、応えも含めて異質である、と感じるのは私だけでしょうか。こんな時だからこそ、地に足を付けて…と思う今日この頃です(「思う」だけではいけない…のですが!)。 (編集委員 野々村 淑子)
研究戦略企画室の研究サイトビジットは、各部局の研究戦略的委員会等を訪問し、部局の現状、今後の計画に関する情報・意見交換を目的に6月16日〜8月4日において、20部局、約300人の教職員と約2時間の意見交換を行いました。ビジットの成果は、8月17日開催の研究戦略サマーキャンプでパブリックコメントを形成、本学として組織的に取り組むべき課題を検討し、第3期科学技術基本計画を機軸に研究戦略を立案いたします。 (研究戦略課 梛野 友栄)
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