![]() 教育学部長 古川 久敬 ご入学おめでとうございます。学部をあげて歓迎しています。 私たちの学部は,教育学系(この中に国際教育文化コースと教育社会計画コースがあります)と教育心理学系(人間行動コースと心理臨床コース)とに分かれています。いずれの系もコースも,積極的な学生と熱意あふれる教官の相互協力によって活気をみせています。 「教育」と聞くと,すぐにも子どもの問題,学校教育のことと思われがちですが,私たちの学部はそれには限りません。成人の一生涯にわたる学習と成長の問題も忘れてはいません。大学時代の生活はかけがえのないものです。私たちの日本は,世界の中で存在感を高め,一段と大きな期待を寄せられています。社会の変化の大きさとスピードはかつての比ではありません。 これからは,広く「社会」や「人間」に興味を持ち,先輩や友だち,教官との議論や個別の勉学を通して,自分の発想に磨きをかける。大学の外へ出て見聞も広める。それらをもとに研究テーマや課題を見つけ,その解明に主体的に取り組む。そんな学生生活を一緒に送りましょう。 (ふるかわ ひさたか)
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![]() 工学部長 尾崎 龍夫 工学部にご入学おめでとうございます。 現在は,地球規模の環境問題,エネルギー問題,資源枯渇化問題などが深刻化しています。一方では,社会の高度情報化が進展し,様々な分野で国を越えた地球規模の活動が強まっています。このような状況の中で,持続可能な社会を構築していくためには,工学の担うべき役割は益々重要になってきます。 これから工学部で学ぶ諸君には,それぞれの専門分野に関するしっかりとした基礎知識に加え,技術者の社会的責任感,工学倫理感,,総合的判断力を身につけ,国際的に活躍できる人材となっていただきたいと願っています。そのためには,できるだけ多くの友人を作ること,広い分野の本を読むことをおすすめします。また,卒業後,自分は何のために何をしようとするのかということを,学生時代に真剣に考えてほしいと思います。 (おざき たつお)
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![]() 大学院工学研究科 加野 敬子思えば高校時にロボットが作りたいと思って進学した工学部でした。わたしは機械科に在籍しました。学部生時代をいま振り返りますと,わたしの学園生活は「学問,部活,男子校状態」に尽きると思います。毎日のように部活動をしていたこともあり忙しい学部生生活でしたが,部活に入ってよかったと思います。大学院生生活も含めた6 年間はとても充実した期間で,この時期に出会った友人はこれからもずっと心に残る友だと思います。部活に限らず,サークルでもバイトでも何でもいいと思います。自分の人脈を広げ,色々なことを体験してください。 わたしはこの春から社会に出て働きます。高校のころに目指した方面とは少し異なる分野の仕事について研究を続けることになります。この分野に進んだのは,大学の授業で色々な方々に影響を受け,色々なことを学んだからです。今では,とてもよい心変わりをしたと思います。皆さんも,プライーベートや勉学の面で色々な人から影響を受けてより充実した学園生活を送ってください。 |