ご存じのように,米国では斬新なアイデアや先進の技術をもとにしたベンチャー企業が,大学からどんどん誕生し,経済発展において非常に重要な役割を果たしています。アジアの諸国においても大学から生まれるベンチャー企業が,イノベーションの牽引役として大きな注目と期待を集めています。
ハイテク・ベンチャーのメッカともいうべきスタンフォード大学では,1996年から学生たちの起業家活動グループの主宰でビジネスプランコンテストが開催されており,2001年も6月中旬の予定で“Global Entrepreneurs Challenge 2001 ”の準備がすすめられています。2000年大会では,台湾,韓国,中国,香港,シンガポールからの参加も含め,13か国20大学の学生チームが事業のアイデアを競い合ったそうです。
この“Global Entrepreneurs Challenge 2001 ”に日本から代表チームを送り込むことを念頭に,日本経済新聞社とベンチャーエンタープライズセンター(VEC)ではスタンフォード大学や経済産業省・文部科学省などの後援のもと,「学生ビジネスプランコンテスト2001」を計画し,現在,意欲的なプランの募集を行っています。応募資格などは下記のとおりですが,優秀チームには賞金50万円と6月のスタンフォード大・世界大会への派遣旅費が支給されます。
九州大学から「学生ビジネスプランコンテスト2001」,そしてスタンフォード大学・世界大会での“金メダル”獲得に果敢に挑戦する学生・院生を募ります。ビジネスプラン作成にあたっては,九州大学として全学的なバックアップ体制を用意します。知恵とアイデアで世界に打って出る若者よ来たれ!
ビジネスプラン学生コンテスト2001
―九大チームをつくってスタンフォード大学・世界大会に行こう!―
募集内容
<応募資格>
日本の大学などに在学中の学生・大学院生が中心のチーム。
<応募内容>
技術シーズを中核としたビジネスプラン
(ソフトウェア・I T ,電子商取引,消費・サービス分野も可)
(参考)
2000 年の世界大会参加チームのConcept 具体例:
- T-RAM is a revolutionary memory that can provide the high speed of SRAM at the high density of DRAM.
- Rapid,customized biomedical models for different patients in order to provide a clear picture of the clinical situation of a patient.
- Produce and deliver online city guides/portals targeting tourists to large cities in Southeast Asia and Australia.
- A soda can you can carry in your pocket that will cool your beverage in less than two minutes.
- Develop a Personal Voice Assistant,a small,light,highly integrated speech recognition-processing device.
<詳細>
下記HP を見てください。
学生ビジネスプラン・コンテスト2001 事務局
(http://www.venture-web.or.jp/vec/e-challenge/)
<募集締切>
2001年2月末
<特典>
賞金50万円と米国派遣(スタンフォード大学での世界大会出場と現地トレーニング参加)
注1 )派遣費用については,各チーム2名ずつの渡航費及び滞在費を主催者側が負担。
注2 )現地トレーニングはスタンフォード大学Global Challenge 事務局による5日間程度のプログラムで同大学教授によるプレゼンテーション指導やベンチャーキャピタルの講演,視察等がある。
連絡先
九州大学 ベンチャービジネスラボラトリー
〒812-8581 福岡市東区箱崎 6-10-1
*松原門から2分,“創造パビリオン”横
TEL:092-642-4014 (担当:坂口)
FAX:092-642-4015
九州大学としてのサポート体制
STEP1
チャレンジしたいと思ったら,まずは,ベンチャービジネスラボラトリー(VBL)坂口助教授にコンタクトしてください。プラン作成方法などについて相談にのります。
(連絡先は下記)
STEP2
ビジネスプランの内容等については,関係する専門分野の先生方のサポートはもちろんのこと,先端科学技術共同研究センター(KASTEC),九大の技術移転機関である(株)産学連携機構九州(UIP)のスタッフも全面支援します。また,経営学,マーケティング,知的財産などを専門とする先生方の助言が得られるよう支援体制を組みます。
STEP3
2001年2月中旬に,学外の企業経営者などにも参加していただいて,学内で事前プレゼンテーション大会を開催,事業計画の仕上げに向けたアドバイスを行います。
STEP4
いざ,「学生ビジネスプランコンテスト2001」(5月・東京)へ。そして,スタンフォード大学・世界大会(6月)へ。
財団設立に向けた寄附の申し込み状況
(平成13年1月12日現在)
平成11年4月から開始した,「財団法人九州大学後援会(仮称)」設立に向けた学内募金及び平成12年7月にお願いしました同窓生への募金の寄附状況は次のとおりです。
|
寄附者数(人) |
寄附金額(千円) |
備 考 |
学内募金 |
2,277 |
77,088 |
全職員の49.0 %
|
同窓生の募金 |
8,236 |
140,090 |
連絡可能な同窓生の10.9 %
|
合 計 |
10,513 |
217,178 |
|
学内募金のお申込みは,各部局の庶務担当掛で随時お受けします。同窓生の皆様からの募金は,送付いたしました郵便振込用紙にてよろしくお願いします。なお,お問い合せは後援会準備室(電話092-642-4493)までお願いします。
シリーズ糸島紀行K
今津干潟の夕景
このシリーズでは,九州大学新キャンパス用地の福岡市西区元岡・桑原地区がある糸島半島周辺の景勝地や施設を紹介しています。
新キャンパス南部を流れる瑞梅寺川は東に位置する今津湾へと注ぎます扇状に広がる河口付近では、干潮時に広大な干潟(今津干潟)が出現し、様々な生物が顔を覗かせます。世界的な希少種『クロツラヘラサギ』も飛来することで有名なこの干潟では、夕刻に美しい夕日を望むことができます。
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