国際交流 |
news8
アジア太平洋のリーダーを育てる
![]() |
開講式での柴田副学長挨拶(列席者:左から 文部科学省留学生課の高野琢子係長,古賀市企画課の吉田義孝参事) |
![]() | ![]() |
佐賀県有田町の棚田での草取り |
news9
大韓民国総領事に名誉学位
徐 賢 燮( ソ・ヒ ョ ンソ プ Seo
Hyun-Seop)駐横浜大韓民国総領
事が駐福岡総領事であった一九九八
年五月から二〇〇一年二月までの間、
九州大 学では大韓民国の各大学・
研究機関との間で、学術交流が大い
に進展しました 。徐 総領事はその
実 現に大きく 貢 献されました。こ
の功績を讃えて、七月九日(月)、九
州大学五十周 年 記 念 講堂で、徐総
領事へ名誉学位が授与されました。
学位授与式の後 の記念講 演で、
徐総領事は次のように述べました。
「国交が正常化された一九六五年に
は、韓日の人 的 交流は一年で一万人
でしたが、昨年は一日で一万人でし
た。来年はワールドカップを共同で
開催します。このようなときに、歴
史教科書問題は非常に残念な出来
事です。ここまで発展してきた韓日
関係を逆もどりさせてはいけません。
未 来 志 向で、韓日の将来を 考 えて
行動しなければなりません。韓日の
和解なくしてそれぞれの国際化は
あり得 ないでしょう。例えばサッカ
ーがそうであるように、互いに刺激
しながら発展する関係でありたい
ものです。今の韓国の若者には日本
に対する悪い感情は少なく、そうい
う 若い人たちの交流はこれからの
韓日関係の希望です。私も、今日か
らは九州大学の一員として、学術文
化交流に微力を尽くしたいと思い
ます。」
(九州大学と韓国との交流)
一九九八年十一月三十日…金鍾泌
大韓民国国務総理(当時)は、九州大
学で「韓日関係の過去と未来」と題
して日本語で講演。「両国民がとも
に手を取り、近くて近い隣人となり
ましょう」と呼びかけた。
一九九九年七月一日…韓国国際交
流財団の李廷彬理事長(前大韓民国
外交通商大臣)が来学し、九州大学
を「韓国研究の拠点」と位置付けた
百万米ドルの助成が決まった。
二〇〇〇年一月十九日…韓国側の
助成にこたえて、九州大学は韓国と
の学術文化交流の拠点となる施設
として韓国研究センターを設け、内
外から多くの関係者を招いて開所式
を行った。
news10
JTW自主研究発表会
七月十一日(水)、JTWの学生が、
一年(または半年)間の自主研究につい
て発表しました。この発表会は英語で
行われ、会場の九州大学国際ホールに
は留学生センターの教職員をはじめ、
学内外の指導教官、日本人学生など
が集まりました。十五名の留学生が選
んだ研究テーマは日本文化、宗教、工学、
医学など多岐にわたり、それぞれが与
えられた時間では足りないほど熱心に、
また時折ジョークを交えながら、研究
の成果を披露しました。