九州大学の同窓会組織は、部局別同窓会や地域別同窓会など、全国各地だけでな く国外にもあって活発に活動しています。それら同窓会相互の交流や連携の推進を目 的に、「九州大学同窓会連合会」が発足したのが平成11 年3 月。以後、同窓会相互の 連携や協力は積極的に進められており、「財団法人九州大学後援会」の設立は、その 大きな果実の一つです。
このページでは、そんな同窓会のいくつかをご紹介できればと思っています。(投稿 も歓迎します。)第1 回の今回は、会報などで絶えず活動状況をお知らせくださる「法学 部東京同窓会」です。
法学部東京同窓会―活動の概況―
事務局長田坂和義(昭和三十四卒)

一、組織と運営
(1 )組織
関東地区在住の法学部・法学研究科出身者を会員 とし、昭和五十七年第一回総会を開催しております ので、本年で十九年になり、会員は約二千九百名です。 全日空特別顧問の近藤秋男会長のもと、副会長五 名理事二十名(内、運営委員七名)が六十名余の学年 幹事の協力の下に会務を担当しています。運営委員 会は会の活性化のために重要な組織で年、数回開催 しています。当会の充実のためには各学年の同期会 活動の強化が必要で学年幹事網の充実が今後の課題 です。
(2 )運営方針
首都圏に立地するということで支部以上の存在と したいとの意図で東京支部でなく東京同窓会に名称 変更しました。
会員が公私共により発展するために人的ネットワ ークを提供し、ひいては大学のいっそうの発展にいさ さかでも貢献することを目的にしています。国立大 学の法人化、ロースクールの設立等大学変革の時代に ふさわしい同窓会でありたいと考えています。このた め、法学部、大学本部との連携を一層緊密にしていき たと考えています。

二、事業活動
(1 )総会など集いの行事
ア.総会
十一月の七大学総長会議にあわせて開催していま す。杉岡総長には平成八年度よりご在任中毎回ご出 席いただき、出席会員は総長と親しく接し感銘を受 けています。
また平成十一年度より他学部同窓会代表の方にも ご出席いただいていますが、これは地区連合会の設立 を視野に入れたものです。各部局同窓会との連絡に ついては本部のご協力をお願いしたいところです。 古川内閣官房副長官は、超ご多忙の中毎回必ずご 出席いただいています。
イ.その他の集い
本年一月には初めて新年賀詞交歓会を開催して みました。今後は春、夏の集いも検討してみたいと考 えています。
ウ.会員名簿
会員のデータ管理は、法学部本部同窓会と同じ業 者に委託しており、何時でも各種名簿を作成できま す。会員名簿は平成十年に発行していますが、今後 本部会員名簿と二・三年ずらして発行する予定です。
エ.慶弔
近藤会長の勳2 等叙勲祝賀会、舟橋先生・井上正 治先生の偲ぶ会などもおこないました(偲ぶ会の場 合、他の会の行事に参加)。
(2 )学生への呼びかけ
十年度から法学部卒業祝賀会に理事が出席し、当 会はあらゆる面で卒業生を応援することを伝えてい ます。
会報を相当部数法学部事務局に送付し学生への 配布をお願いしています。もし希望があれば理事と の懇談会も行いたいと考えています。
(3 )他支部との交流
福岡での総会はじめ大阪、熊本、広島等各地の支 部総会には理事が交代で出席して交流を深め、運営 方法改善の参考にしています。

三、広報活動
(1 )会報
平成十年十一月第一号を発行以来十三年八月第 五号を出しました。編集方針は 総会欠席者のため総会の内容を詳細に伝える 大学の最新情報を伝える(情報源は主として「九 大広報」)

会員の活動状況
後輩への助言
に重点を置いています。
(2 )ホームページ
平成十三年からホームページを開設しました。I.T. 社会の進展に合わせて、その充実を図り会報と相互 補完をはかりながら、存在意義の高い会となるため の広報事業を進めて行きたいと考えています。

四、事務局
専用のオフィスはなく中嶋法律事務所(三十七卒) のコーナーを使用させていただいています。事務局担 当理事がこの事務所のスタッフとなり、週二、三回執 務しています。専用の電話、ファックス、パソコンを設 置しています。帳簿その他事務局の各種書類は電子 化しています。


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