大 学 の 動 き
速報

学術研究都市 東京シンポジウム開催

 十一月二日東京・経団連会館で九州大学学術研究都市推進協議会主催のシンポジウムが、「新たな『知の拠点づくり』への展望」というタイトルで開催されました。東京在住の九州大学同窓生、学術研究都市に関心を持つ関係者をはじめ約二〇〇名が参加しました。大野茂九州・山口経済連合会長、麻生渡福岡県知事、山崎広太郎福岡市長、杉岡洋一九州大学総長(当時)の四人の代表幹事がそろって顔をみせ、文部科学省の工藤智規、国土交通省藤本保両氏の挨拶ののち、尾身幸次科学技術政策担当大臣の「今後の産学官連携政策」と題する基調報告、前田勝之助東レ会長・総合科学技術会議議員の「新世紀の科学技術政策」と題する基調講演が行われました。尾身氏は、全国にいくつか展開する大学を核とする「知的クラスター」(知的集積拠点)のいの一番に九州大学学術研究都市があり、九州大学はそれにふさわしい改革を進めていると指摘しました。前田氏は、日本の科学技術の飛躍的発 展戦略を解説し、大学を含む科学技術予算の大幅増額と科学技術システム改革の必要性を強調しました。

 続いて、「知の拠点としての大学の役割」というタイトルのシンポジウムが、5人のパネラーと藤田太寅NHK解説委員の司会で活発に行われました。ここでは、矢田俊文九州大学副学長(当時)が九州大学の改革と新キャンパス、学術研究都市について説明し、竹内佐和子東京大学助教授が新しい学術研究都市をアジアとの教育・研究における水平的連携に重点を置くのがよいと提案しました。また、桑原洋総合科学技術会議議員は、日本の国立大学の大胆な改革の必要性を強調し、安浦寛人九州大学システムLSIセンター長は、九州大学での積極的な産学連携や留学生教育について論じました。また、森亘日本医学会会長、元東京大学総長(九州大学運営諮問会議委員長)は、大学の歴史的蓄積を大切にし、長期的視野に立つとともに多角的方面に配慮した改革の必要性を強調しました。(矢田俊文前副学長)

※東京シンポジウムの模様は、十二月十五日(土)午後一時〜一時五十分 NHK衛星第一放送の「BSフォーラム」で放送されます。
改革・統合移転・賞

前田勝之助 東レ(株)会長来学

新キャンパスマスタープラン2001イメージ模型の
説明を受ける前田会長(中央)

 九月十一日(火)、東レ株式会社会長で総合科学技術会議議員、元経団連副会長の前田勝之助氏(福岡県出身)が来学し学内を見学しました。前田会長はこの日福岡県庁で「新世紀の科学技術政策」と題する講演を行い、講演終了後、九大を訪れたものです。

 事務局貴賓室で、杉岡総長が、十一月二日に東京で開催される「九州大学学術研究都市シンポジウム」で前田会長が基調講演を行うことについての謝辞を述べるとともに、「移転を控えて今は新しい建物が建てられず、皆老朽化したところで教育研究に努めています。幸い色々な分野の人が出会うことができる新キャンパスができそうです。」と九大の現状を説明しました。これに対して前田会長は、「今は大学も意識改革が必要なときです。九大にとって移転という大事業も皆さんの意識改革を促すのではないでしょうか。これからは、全ての大学が同じ方向を向くのではなく、教育或いは研究で何を追いかけているのか、それぞれの役割がはっきりしてきて当然だと思います。九大のように、地域のセンターとなる大学院大学への期待は大きい。」と語りました。

 この後前田会長は、有機化学基礎研究センター(案内青山安宏教授)、人工分子集合組織体研究拠点(COE)(案内新海征治教授)そして韓国研究センター(案内石川捷治教授)を見学しました。

協力して統合移転を推進

 十月十日(水)、「九州大学統合移転事業及び学術研究都市の整備等の推進に関する協議会」、通称「六者協議会」の第一回総会が開かれ、委員である麻生渡福岡県知事、山崎広太郎福岡市長、春田整秀前原市長、筒井秀来二丈町長、末崎亨志摩町長、そして杉岡洋一九州大学総長が顔を合わせました。

 この会は、上記六者が連携協力して、九州大学の統合移転事業を進める中で予想される問題点、例えばインフラ整備(道路、河川、交通機関)、造成工事から発生する残土搬出、留学生を含む宿舎、工事車両の交通などを、行政的に解決するために設けられたものです。本協議会は本年五月に設置され、すでに担当する課長等で組織される第一回幹事会が開催されています。今後は、この幹事会で実務レベルの対応策などが検討されます。

尾見大臣来訪

尾身大臣(右)と吉川先生(貴賓室で)

 十月二十日(土)、尾身孝次科学技術政策担当大臣と、吉川弘之日本学術会議議長が視察のため九州大学を訪れました。

 午前八時三十分に事務局に到着した一行は、貴賓室で杉岡総長、矢田副学長、柴田副学長、早田事務局長並びに麻生渡福岡県知事から新キャンパス並びに学術研究都市構想などについて説明を受けました。

 九州大学の新キャンパスが、「学府・研究院制度」の理念を空間的に実現すると同時に、学術研究都市などとの社会連携・産学連携の推進を目的としているという説明を受けた尾身大臣は、「新しい研究分野に対応するために、これまでの部局間の壁をどうにかしないといけないという話を各所で聞くが、九大の改革と新キャンパス構想は、なるほどと思う」と評価していました。

 この後一行は、ベンチャービジネスラボラトリーで、システムLSI研究センター長の安浦教授と麻生知事から、システムLSIの設計を担当する九州大学の現状やシリコンシーベルト構想などについて説明を受けました。

第一回九州大学総長賞決まる

 四十才未満の九州大学に在籍する若手研究者(大学院生を含む)を対象に、その業績を表彰するとともに研究費の助成を行う「第一回(二〇〇一)九州大学総長賞」の受賞者が決まりました。

 今回対象となった研究は、一九九九年四月から二〇〇一年三月の期間に発表あるいは単行本(学術図書)として出版された、国際的に高レベルの研究で、その主たる部分が九州大学で行われたものです。また、これまで実施されたP&Pの中から、特に卓越した二グループの表彰も決まりました。

受賞者一覧
総長賞
静永 健(しずなが たけし)
大学院人文科学研究院 文学部門 中国文学講座 助教授
著書名 白居易「諷諭詩」の研究
吉川 顕正(よしかわ あきまさ)
大学院理学研究院 地球惑星科学部門 太陽惑星系科学講座 助手
論文題名 The nature of reflection and mode conversion of MHD waves at the inductive ionosphere: Multistep mode conversion between divergent and rotational electric fields
片山 勉(かたやま つとむ)
大学院薬学研究院 医療薬科学部門 分子生物薬学講座 助教授
論文題名 Replication cycle-coordinated change of the adenine nucleotide-bound forms of DnaA protein in Escherichia coli
林 高史(はやし たかし)
大学院工学研究院 応用化学部門 生体機能化学講座 助教授
論文題名 Peroxidase Activity of Myoglobin is Enhanced by Chemical Mutation of Home-Propionates
奨励賞
大場 正昭(おおば まさあき)
大学院理学研究院 化学部門 無機化学系講座 助手
論文題名 [Mn(en)]3[Cr(CN)6]2・4H2O:A Three-Dimensional Dimetallic Ferrimagnet(TC=69K) with a Defective Cubane Unit
山本 卓明(やまもと たくあき)
大学院医学研究院 機能制御医学部門 整形外科学講座 助手
論文題名 Subchondral Insufficiency Fracture of the Femoral Head - A Differential Diagnosis in Acute Onset of Coxarthrosis in the Elderly -
古屋 謙治(ふるや けんじ)
大学院総合理工学研究院 物質科学部門 分子物性計測学講座 助手
論文題名 Fragment ion-photon coincidence(FIPCO) measurements by electron impact on ethylene and the Monte Carlo Simulation of the band shape
川崎 光宏(かわさき みつひろ)
応用力学研究所 伊藤(早)研究室 高エネルギープラズマ分野 中核的研究施設研究員
論文題名 "Absence of Self-averaging in the complex admittance for transport through random media"
P & P 成果表彰
納富 信留(のうとみ のぶる)グループ
大学院人文科学研究院 哲学部門 哲学講座 助教授
研究課題 「空間」概念による人文・社会科学の方法論的統合
新谷 恭明(しんや やすあき)グループ
大学院人間環境学研究院 教育学部門 教育社会計画学講座 教授
研究課題 低年次教育における九州大学史カリキュラム開発に関する研究
(問合せ:九州大学事務局総務課092ー642ー2107)

県知事、市長も出席して第三回運営諮問会議

 平成十三年十月二十四日(水)に第三回の運営諮問会議が開催され、麻生渡福岡県知事、倉地幸徳産業技術総合研究所ジーンディスカバリー研究センター長、玉川孝道西日本新聞社編集局長、廣田榮治前総合研究大学院大学長、森亘日本医学会長、山崎広太郎福岡市長、渡邉定夫工学院大学教授の各委員が出席しました。本学からは、杉岡総長、矢田副学長、柴田副学長、早田事務局長が陪席しました。

 会議は、森亘委員長の進行により進められ、午前中、大学側から最近の改革への取り組み状況や新キャンパスの将来構想等について、ビデオ上映を交えた報告が行われ、その後二十一世紀交流プラザ(理系)の視察を行いました。

 午後は、諮問事項(九州大学の学部教育の将来像について)について、意見の交換が行われました。

 各委員からは、二十一世紀プログラムに対する期待や、大学における教養教育の今後のあり方等について、知見に富んだ多くの意見、提案がありました。これらの意見、提言は今後の改革に広く活用されることになります。

News in Brief

応用力学研究所設立五十周年を祝う

挨拶をする杉岡総長

 九州大学応用力学研究所は十月二日に福岡市内のホテルにおいて、設立五十周年の記念式典と祝賀会を開催しました。記念式典・祝賀会には約百二十名の学内外の研究者や関係者の出席がありました。

 記念式典では小寺山亘応用力学研究所長の挨拶に続いて、坂田東一文部科学省研究振興 局審議官が遠山敦子文 部科学大臣の祝辞の代読と激励のメッセージを述べ、杉岡洋一九州大学総長、神部勉学術会議理論 応用力学研究連絡専門 委員会委員長が祝辞を述べました。式典後半では、増本健(財)電気磁気材料研究所長による「大学における学術研究の役割」、住明正東京大学気候システム研究センター長による「地球環境問題に対する大学の役割」の二件の記念講演が行われました。

 引き続き 祝 賀会が開催され、二神光次宮崎大学長の祝辞、早田憲治九州大学事務局長の発声による乾杯の後、森永健次九州大学大学院総合理工学府長による祝辞が述べられ、最後に北島一徳九州大学応用力学研究所名誉教授の万歳三唱によって、研究所の今後の発展を祈念しました。 

九州の地下資源展示はじまる

 十月十五日(月)、九州大学総合研究博物館公開展示「石炭・金・地熱ー九州の地下資源ー」のオープニング・セレモニーが、杉岡総長、湯川館長、博物館専任教官、工学研究院地球資源システム工学部門の教官、院生らが出席して行われ、杉岡総長、湯川館長、工学研究院の江原教授が式辞を述べました。

 今回の展示は、来る十二月十八日から一月二十七日の予定で福岡市博物館で開催される学外での展示(三十三頁参照)に先立って行われるもので、杉岡総長の「九州大学が行ってきた基礎研究を広く社会に伝える、情報発信の場にしてください」という言葉や、江原教授の「日頃忘れられがちな地下資源の恩恵や、その研究開発に九州大学が果たしてきた役割を多くの方々に知ってもらえる場にしたい」という言葉が印象的でした。

 展示は十一月十五日(木)まで行われます。 (文責 総合研究博物館助教授 中牟田義博)

STOP! セクシュアル・ハラスメント

 セクシュアル・ハラスメントの防止に向けた第二作目のポスターができました。

 平成十一年八月に第一作を作成し、全学に掲示をお願いしたところ、「ポスターに勇気づけられて相談しました」という確かな手ごたえがありました。このポスターについて、「相談員連絡先の文字が小さすぎる」というご意見がありましたので、今回は少し大きめの文字にしています。

 ところで、自分の所属するキャンパスにはこだわらず、どの相談員にでも相談ができる、ということはご存知でしたでしょうか。最近でも、大学におけるセクシュアル・ハラスメントの新聞記事がちらほら見られるところですが、七月三十一日付けの人事院事務総長通知により「懲戒処分の指針について」が一部改正され、セクシュアル・ハラスメントに関する懲戒処分の標準例が新たに追加されました。事案によっては、免職の処分が行われることが明記された厳しいものです。

 新しいポスターでは、大きく開いた手のひらに書かれた「STOP」の文字に、セクシュアル・ハラスメントのないキャンパスづくりへの願いを込めています。(総務部人事課)

セクシュアル・ハラスメント 相談窓口相談員 電話番号などは三十頁を参照
セクシュアル・ハラスメント相談窓口相談員
箱崎文系キャンパス大学院法学研究院教授五十川 直行(092-642-3177)isogawa@law.kyushu-u.ac.jp
大学院人間環境学研究院教授三浦 佳世(092-642-2417)miura@lit.kyushu-u.ac.jp
箱崎理系キャンパス大学院人間環境学研究院助教授古賀 靖子(092-642-3336)koga@arch.kyushu-u.ac.jp
有機化学基礎研究センター助教授藤尾 瑞枝(092-642-2724)fujio@ms.ifoc.kyushu-u.ac.jp
留学生センター助教授因 京子(092-642-2150)chinami@isc.kyushu-u.ac.jp
病院キャンパス大学院医学研究院教授水田 祥代(092-642-5568)suita@pedsurg.med.kyushu-u.ac.jp
医療技術短期大学部教授大池 美也子(092-642-6703)miyako@shs.kyushu-u.ac.jp
六本松キャンパス大学院言語文化研究院教授田中 陽子(092-726-4685)tanakay@rc.kyushu-u.ac.jp
大学教育研究センター助教授長野 剛(092-726-4586)nagano@rc.kyushu-u.ac.jp
筑紫キャンパス健康科学センター助教授一宮 厚(092-583-7858,
642-2286)
ichimiya@ihs.kyushu-u.ac.jp
別府キャンパス生体防御医学研究所附属病院講師加藤 聖子(0977-27-1660)kkatoh@tsurumi.beppu.kyushu-u.ac.jp
事務局人事課課長補佐 村上 正範(092-642-2116)syjkaho1@jimu.kyushu-u.ac.jp
《学生生活・修学相談室 092-726-4806 http://cg.rc.kyushu-u.ac.jp》
国際

国際的な法律の専門家を目指してLL.M., LL.D., YLP入学式

自己紹介するYLP学生

 十月九日(火)、法学府で、国際経済ビジネス法特別コース(LL.M., LL.D.)及びヤング・リーダーズ・プログラム(YLP)法律コース新入留学生の入学式が行われました。

 吾郷法学研究院長は、挨拶の中で、「外国の大学で学ぶということは難しいことですが、その困難に立ち向かって、多くの事を学んでください。」と述べました。

 コースを担 当する教官の自己紹介の後、各コースの留学生も一人一人自己紹介をし、これから始まるハードな授業に対する抱負や意気込みを述べました。

 今回の入学者は、LL.M.十一名、LL.D.四名、YLP八名で、出身国は中国、ヴィエトナム、ベルギーなど、十五ヵ国に上ります。

※国際経済ビジネス法特別コース(LL.M., LL.D.)
 アジアの国々を中心にオセアニア・アメリカ・ヨーロッパ・アフリカ諸国をも含む外国の留学生を主たる対象に、日本の観点に立った、「国際経済・ビジネス法」の教育を行うコース。授業・論文指導は全て英語で行う。なお、日本人(とくに社会人)の本コースへの入学の道も開く。

※ヤング・リーダーズ・プログラム(YLP)
 アジア諸国・中央ヨーロッパ等の各国において、将来、ナショナルリーダーとして活躍が期待されている若手の行政官、経済人、学者等を対象に、文部科学省が今年度より新しく設けた制度。九州大学では、現職の裁判所判事、法務省職員など、8名の留学生を受け入れた。

We are back! 派遣留学生帰国報告会

 十月十五日(月)、ファカルティクラブに於いて、平成十二年度派遣留学生の帰国報告会が行われました。「みなさんの報告を楽しみに聞かせていただきたいと思います。」という杉岡総長の挨拶の後、出席した十名の学生がそれぞれ自身の体験や感想を述べました。

 「授業はついていくのがやっとで、毎日夜中まで勉強しなければならなかったのが大変だったが、いい体験をしたと思う。」「トラブルに遭遇した時ほど英語の力がついた。」「留学前は勉強の仕方が分からなかったが、留学先の学生たちを見て、勉強するというのはどういうことかが分かった。」など、成長した姿がうかがわれました。また、「コンピューター設備が整っていて、気軽に使うことができた。」という報告には、杉岡総長が、「今回オープンした二十一世紀交流プラザ内のコンピューターを大いに活用してほしい。」と応じました。

ヨーコソ九大へ

駐福岡大韓民国総領事

 九月十二日(水)、駐福岡大韓民国総領事館の趙誠勇(チョ・ソンヨン)総領事が杉岡総長を表敬訪問しました。

 趙総領事は、就任挨拶のため本学を訪れたもので、杉岡総長は本学の改革などについて理解を求め、また両国間交流のさらなる拡大について懇談が行われました。また、趙総領事は総長表敬の後、韓国研究センターを訪れ、韓国からの留学生との対話や韓国と特に関連のある教官との間で意見交換が行われました。

北京大学副学長

 十月六日(土)、北京大学の何芳川(ホー・ファンチュアン)副学長が杉岡総長を表敬訪問しました。

 何副学長は、今後の相互交流をさらに推進するため本学を訪れたもので、杉岡総長からは本学の国際交流施策などの説明が行われ、何副学長も賛意を示すなど、和やかな懇談が行われました。

グアダラハラ自治大学アジア・ラテンアメリカ研究センター長

 九月二十七日(木)、メキシコのグアダラハラ自治大学アジア・ラテンアメリカ研究センターのフェルナンド・トーレス・デ・ラ・トーレ センター長が本学を表敬訪問しました。

 トーレスセンター長は、九州大学との国際交流について意見交換をするため本学を訪れたもので、西村留学生センター長、稲田人文科学研究院教授、安元システム情報科学研究院教授と懇談しました。また、附属図書館を訪れ、有川附属図書館長から概要の説明を受けた後、施設を見学しました。

華南農業大学副学長一行

 十月十二日(金)、中国の華南農業大学副学長をはじめとする七名の一行が杉岡総長を表敬訪問しました。

 同大学と本学は一九八五年に学術交流協定を締結していますが、今回は、主に研究分野における両大学の交流促進のため本学を訪れたもので、総長表敬の後、農学研究院教官との意見交換が行われ、各研究室も訪問するなど、活発な情報交換が行われました。

杉岡総長と語るオリエ館長(右)

九州日仏学館館長

 十月十七日(水)、九州日仏学館のユベール・オリエ館長が杉岡総長を表敬訪問しました。

 オリエ館長は、就任挨拶のため本学を訪れたもので、今後積極的に地域の各大学との交流を推進したいとの意向を伝え、杉岡総長もこれを歓迎しました。

福岡韓国商工会議所から百万円が寄附

 十月九日(火)、福岡韓国商工会議所の金信夫(キム・シンプ)会長が杉岡総長を訪れ、奨学寄附金として百万円を贈呈しました。

 杉岡総長からは、本学と韓国との交流発展のために役立てたいとお礼の言葉が述べられました。

体育系サークルの戦績

◆硬式野球部:九州六大学野球秋季リーグ戦

8/18・19vs久留米大学●0-6,○7-6 
8/26・27vs福岡大学●10-11,●3-4 
9/ 2・ 3vs九州国際大学●0-7,●5-6 
10/ 6・ 7・8vs西南学院大学△5-5,●4-11,○10-1
10/13・14vs北九州大学●0-3,●2-4 
 (2勝8敗1分 5位)
 ※打撃十傑 2位 藤内 智士(理学部 3年)

◆準硬式野球部:九州六大学秋季リーグ戦

/vs佐賀大学●2-9,●4-5
/vs久留米大学○11-4,●1-5
/vs福岡大学●0-10,●6-11

◆ラグビー部:九州学生ラグビーリーグ戦

9/2vs西日本工業大学○98-0
10/6vs西日本工業大学○98-0

◆サッカー部:チャレンジャーズリーグ(前期) 

 ※後期は11月からの予定
8/26vs福岡教育大学●0-3
8/28vs九州共立大学○1-0
8/30vs福岡大学●0-9
9/ 4vs九州産業大学○3-1
9/ 7vs久留米大学△1-1

      :福岡県大学サッカー秋季リーグ 

10/ 6vs近畿大学九州工学部大学△2-2
10/ 7vs九州工業大学情報工学部○3-1

◆バスケットボール部(女子):九州学生バスケットボールリーグ戦

8/29〜301回戦総当たりブロック内 2位 (順位決定戦出場)

◆ボート部:第28回全日本大学選手権大会

  8/23〜26 (準決勝進出)

◆ヨット部:九州学生ヨット選手権大会

 スナイプ級 団体2位

◆アメリカンフットボール部:リーグ戦

8/26vs第一経済大学○41-6
9/ 9vs九州産業大学○41-0
9/23vs福岡大学○24-7
10/ 6vs西南学院大学○35-7
10/28vs久留米大学●19-20
(4勝1敗 2位)

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