シリーズ糸島紀行17

福岡都市高速道路、西九州自動車道に接続

西九州自動車道今宿I.C.

 平成十三年十月十三日、福岡都市高速一号線の百道.福重間が開通しました。これにより、糸島地域以西と福岡市都心部が高速道路で直接結ばれたことになります。写真は、西九州自動車道今宿インターの入り口(天神方面)付近の近景です。発券ゲート(写真中央上)を通り、都心部へ向かう自動車の様子がわかります。同インターを経て両高速道路を利用すれば、新キャンパスから天神、博多駅、福岡空港および箱崎方面へも二十.三十分でアクセス可能です。糸島地域がこれまで以上に身近に感じられるようになりました。

写真 田中広幸(施設部整備計画課)
文 森牧人(新キャンパス計画推進室)

 このシリーズでは、九州大学新キャンパス用地の福岡市西区元岡・桑原地区がある糸島半島周辺の景勝地や施設を紹介しています。

財団設立に向けた寄付の申し込み状況
(平成13年10月17日現在)

 平成11年4月から開始した、「財団法人九州大学後援会」設立に向けた学内募金及び平成12年7月にお願いしました同窓生への募金の寄附状況は次のとおりです。

学内外の別寄附者数(人)寄附金額(単位:千円)
卒業生9,262157,554
学内教職員2,62184,767
合計11,883242,321

財団法人九州大学後援会が設立されました

上記のご寄附を設立基金として、財団法人設立の申請をしておりましたところ、このたび、財団法人の許可を得ることができました。ご協力誠にありがとうございました。寄附事業の報告、財団の概要、今後の活動などについては、次号で詳しくお知らせします。

編集後記

 今回は、1年間のアメリカ留学を終えた平成12年度海外派遣学生、中山幸さんにインタビューをお願いしました。インタビューをしながら、自身の留学時代の辛かった日々−読んでも読んでも終わらない教科書、ついていけないディスカッション、夜中まで勉強した図書館など−を思い出しました。中山さんは「日本に帰りたいと思ったことはなかった」とおっしゃいましたが、私は毎日「帰りたい」と思いながら4年間を過ごしたような気がします。もちろん楽しかった思い出も山ほどありますが。もう10年程前のことです。

(企画広報室 田中)

 各キャンパスの21世紀交流プラザが相次いでオープンした。

 オープニングセレモニーで”九大人”でも登場いただいた九大出身の鮎川誠さんのコンサートが開かれた。

 コンサート直後に行われたインタビューの後、このプラザをぶらり見学されていたが、最近興味があるというインターネットができるITサロンなどこの施設が気に入ったようで、「いーところができたねー。俺やったら毎日ここに来るね。」と、しきりにうらやましがっておられたのが印象的だった。

 21世紀交流プラザ未体験の方、一度足を運んでみては?

(同 中野)

 平成10年7月に創刊された「九大広報」も、本号で21号である。ネタが続くか不安だったが、デザイン部門で優秀広報紙となった創刊号が22ページ、本号は34ページとボリュームはむしろ増した。おかげで仕事量も増して、この4年間暇で困ることはなかった。九州大学が如何に活動的であったかの証だろう。その牽引車だった杉岡総長が退任され、梶山新総長が誕生した。九州大学をより高く飛躍させようという情熱あふれるインタビューをお読みいただきたい。鮎川誠氏へのインタビューは以前からの念願だったが、21世紀交流プラザのオープンにみえると聞き、お願いしたらご快諾いただいた。本当にできるのか当日まで不安で、当日になったら急に怖くなった。昔野外コンサートで鮎川さんのギターとシーナさんのボーカルの迫力に圧倒された記憶があったので。杞憂であった。「九大生、こんないい先輩を持ってラッキーだぜ!」は本音です。

(同 臼杵)

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