■研究教育棟の設計スタディ模型 −当該建物は写真左側のブロック 写真右側ブロックはPFI方式による整備を検討中の建物

〜施設整備便り〜

新キャンパスの建物整備が平成14年度から始まります。

事務局施設部

■新キャンパス整備計画配置図

 九州大学新キャンパスは、第T工区の造成工事(福岡市土地開発公社施工)がほぼ終了しました。つまり第T工区の建物敷地が準備できたことになり、平成十四年度後半にはいよいよ工学系の研究教育棟及び関連するライフラインの建設が始まります。また、、この建設に必要な用地については、建物等の着工までには取得(国有地化)する予定となっています。

 実施する事業は以下の通りです。(建設位置は配置図を参照してください。)

 新キャンパス計画専門委員会等による検討をもとに、これおらの基本設計・実施設計は既に準備を開始しており、設計が完了次第、建設会社等に工事を発注するよう計画しています。

 財政状況など不確定なところもありますが、平成十五年度、十六年度も引き続き関連する施設の設計及び工事を行うことにしています。順調に進むと平成十七年三月末には工学研究院のうち二部門群の占める研究教育棟、実験棟、生活支援施設などが完成し、引越し期間を考慮しても平成十七年度後期からの第一期開校が可能になると想定しています。

 また、工学研究院の残り一部門群とシステム情報科学研究院のための研究教育棟(延べ床面積約五万m2)は、現在、PFI事業導入の可能性調査をコンサルタントに依頼して検討しているところです。整備スケジュールについてはPFI方式の今後の検討状況によりますが、使用開始を平成十八年度後期に予定しています。

 これらに合わせて、関連する施設の整備を順次計画していますので、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 なお、このコラムでは新キャンパスだけでなく、病院地区や筑紫地区の施設整備についても最新の情報を皆様にお知らせしていく予定です。ご期待ください。


PFI: Private Finance Initiative、民間資金等活用事業。公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法。

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