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猪股 浩平(いのまた こうへい)
福岡大学 電気工学研究科一年
Q
あなたがこのプロジェクトに加わったき
っかけを教えてください。
A :
私は福岡大学の学生で、九州大学の
OBでいらっしゃる松岡先生のゼミに所
属している関係で参加しています。時間
は取られるだろうけど面白そうだと思い
ました。ここへ来るのは週三回で、午前
中は大学に行って午後ここに来ていま
す。でも、毎日ロボカップに関すること
を何かやっていますが。
Q
あなたの担当を教えてください。それは
大学での専門と関連していますか。
A :
担当は、ロボットの動きをパソコン
の画面上に表示するプログラム作りで
す。これまでは、一つ一つのロボットを
点で表現していたのですが、動いている
向きも表示できるようにしようとしてい
ます。まだまだですけど。
プログラミングは学部時代にやりまし
たが、今やっていることは専門と直接は
関係ありません。でも将来は、このプロ
ジェクトでやっていることを生かせる仕
事ができればいいと思っています。
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安田 紘之(やすだ ひろゆき)
工学府 知能機械システム専攻二年
Q
あなたは、ロボットの機械部分の担当で
すか?
A :
私は新しいロボットを作っていま
す。機械的によほどしっかりしたもので
ないと、内蔵するコンピューターのディスクが衝撃で壊れてしまいます。ショー
トしてパソコンが不正に落ちてしまう
と、再び立ち上げるのに時間がかかりま
す。試合中には、壊れたファイルを復旧
させる作業をやっている時間はないです
から、新しいロボットを投入するしかな
い。一チームはキーパーを入れて四台で
すが、予備の二台を作っています。時間
も人も足りず、一人で同時にいろいろや
っていますが、ハードとソフトはそう簡
単には分けられないように感じていま
す。
Q
安田さんは、いつごろからこのプロジェ
クトに加わったのですか。
A :
昨年の十二月、加藤君と一緒に加わ
りました。最初はプログラム作りばかり
でした。最初はロボットを見てすごいな
と思いましたが、実際に携わっているう
ちに、これはすでにある技術の、特別で
ないものの組み合わせでできているとい
うことが分かってきました。ただそれを
思ったとおりに動かすためにはいろいろ
な知識が必要で、学生としては、様々な
ことを実際にトレーニングできて面白い
し、ためになっていると思います。
自分たちで作った物を使って、
世界の人たちと競うことができる。
工夫した結果もすぐ見えてエキサイティングです。
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