九州大学探検部では主に「登山」、「沢登り」、「カヌー」、「シーカヤック」、「洞窟」という五つのフィールドに分かれて活動を行っています。ひとつのフィールドに絞らなくても、いろいろなことに挑戦してみるのも楽しいと思います。ここでそれぞれどのような活動を行っているのかを紹介していきましょう。
まず「登山」ですが、これは何をするか皆さん容易に想像できることと思います。縦走やロード、ブッシングなどいわゆる山登りです。ハイキングを少しグレードアップしたものだと考えてもらえばよいでしょう。「沢登り」は文字通り沢を登っていくものです。渓流を登っていくのはとてもすがすがしく、よく晴れた日の沢のきらめきなどは言葉では言い表せないほど美しいものです。一生に一度は経験する価値のあるものだと思いますよ。「カヌー」はリバーカヤックのことで、球磨川などの急流を下っていきます。ジェットコースターなどが好きな方にはお勧めかもしれませんね。「シーカヤック」はカヌーの海バージョンだと思っていただければいいでしょう。離島に行ってキャンプをはり、貝掘りなどもしているみたいです。リバーカヤックと違って、こちらはカヤックを楽しむというより、交通手段としてカヤックを使っているみたいですね。静かな波の上に漂っているのも、のんびりしていていいものですよ。最後に「洞窟」について説明しましょう。これもまた文字通りですね。洞窟につなぎを着て入っていくんです。大きな自然のアスレチックというところでしょうか。
この他にもロッククライミングやサバイバルなどをやっている人たちもいて、実に多彩な活動が日々繰り広げられています。毎週月曜日に箱崎で部会をやっているのでぜひ一度顔を出してみてください。部室は六本松サークル棟の三階です。こちらにもぜひ見学にきてください。
http://rcweb.rc.kyushu-u.ac.jp/~tanken/index.html
我々九州大学相撲愛好会は、国技相撲を通しての心身の鍛練およびその普及活動を目的とし、一九九四年に設立しました。つまりまだ出来てから十年も経っていない、割と新しい部です。活動内容としては、週三回、水、金、土曜日の午後六時から大濠公園近く、福岡武道館の中にある土俵にて稽古を行っています。稽古には我々相撲愛好会だけでなく、他大学の学生や社会人なども参加して行われています。この他、夏休みには遠方の大学と合同で合宿を行ったり対抗戦を行ったりして、親睦を深めています。去年の合宿は三重県の答志島で、名古屋大学や東京大学、東北大学、北海道大学、筑波大学の各相撲部と合同で行われました。学生相撲の大会や、県内の大会などにも参加し、去年は西日本学生の体重別の大会で三位に入賞（六十五キロ級）や、県民体育大会個人戦で準優勝といった実績を上げています。
さて、そんな相撲愛好会ですが、当部は歴史的に、慢性的な部員不足に悩んでいます。皆さん、相撲という競技は見るにやぶさかでないと思われますが、実際やってみようと言う人がなんと少ない事か。やはり、全裸に廻し一丁という、相撲独特のスタイルのせいでもあるのでしょう。これは、何も武器などを持たず、自分の体一つで力と技を競うという、相撲の原理の表れに他ならないと思っています。
学部生の部員が欲しいのは言うまでもありませんが、この文の冒頭で述べたように、我々は国技相撲の普及も目的としています。すなわち、大学院生や研究生、さらには教職員（笑）の方々で、ぜひとも相撲をやってみたい、と言う方がいらしたら、我々はいつでも歓迎します。現在部員は皆大学院生で、忙しい中どうにか時間をとって稽古に参加しています。稽古は週三回やっていますが、都合がつく日だけでもかまいません。興味のある方は是非一度、見学にきてください。そして、廻しを巻いて実際に体験してみてください。本格的にやって実際に大会に出てみたいという方や、週に一回身体を動かしたいという方など、どなたでもお待ちしています。
九大相撲愛好会ホームページ: http://rcweb.rc.kyushu-u.ac.jp/~sumo/