![]() |
21世紀プログラム生として
|
「21世紀プログラム」は二〇〇一年度から始まった、学部横断的な履修が可能な教育課程です。
まず、21世紀プログラムの履修システムを簡単に紹介したいと思います。21世紀プログラム学生の時間割は、大きく分けて「必修科目」と「各学部で開講される科目」の二つから成り立っています。21世紀プログラムには、九州大学生としての必修科目以外に「21世紀プログラム独自開設科目」が用意されており、そこで多角的な視点から物事を考えることができるようになっています。具体的な内容としては、学内・学外の先生方からさまざまな分野の講義を受ける課題提示科目、二学年合同で行うプログラム・ゼミ、ネイティヴの教官による英語の授業などがあります。
![]() |
| プログラム・ゼミでは、発表に対する質問や意見が次々と出る。前列中央が坪田さん。 |
また、学生の履修の手助けとなる「チューター制度」が存在します。二年生からは、箱崎・病院両キャンパスで開講されている各学部の講義の中から自分の興味に合わせて履修していくことになります。文系理系にまたがって幅広い分野を履修する学生、文系学部の複数のゼミに参加している学生……と一人一人が違った時間割のもと勉強しています。
「何かやってみよう」という気持ちを持った学生が多いのも、21世紀プログラムの特徴の一つです。その一例には、学生の企画・運営による対話形式のオープンキャンパスがあります。(詳しくは、「九大広報」第二九号十四ページをご覧ください。) その他、「Kyudai Walker」という学内広報誌を他学部生と共に創刊した学生がいたり、一ヶ月間ヨーロッパを放浪する学生がいたり……と個人レベルでも活発な活動が繰り広げられています。
![]() |
|
1、2年生合同で3グループに分かれて行われるプログラム・ゼミ。この日は有馬學教授の指導のもと、 「日本人の境界」をテーマに沖縄の戦後処理についての発表と、討論が行われました。 |
私はというと、大学に入ってから、自分が興味を持っている分野の勉強を兼ねて時々一人旅をするようになりました。「面白そうだと思ったら、とりあえず行ってみよう」という気持ちで、東京で開催されるセミナーなどにも何度か足を運びました。さまざまな分野の人の話を聞き、学校にいる時とはまた違った刺激を受けることによって、入学当初とは自分の進路に対する考え方が変わってきたように思います。
21世紀プログラムは、他学部のように決められた授業を履修するわけではないので、常に学生に自主性が求められます。確かに、決められた指針が何もない中で「自分は何に興味があって、何をやりたいのか」ということを考え続けるのは大変ですが、それだけにやりがいを感じています。四年間試行錯誤しながら勉強を続け、卒業後も21世紀プログラムで身につけたオリジナリティを活かしていくことができれば、と思っています。
21世紀プログラムについてさらに詳しく知りたい方は、21世紀プログ ラムホームページ http://www.rche.kyushu-u.ac.jp/21cp/index.html をご覧ください。
(つぼたゆみこ)
![]() |
| 旧制福高を記念するモニュメント「青陵の泉」の前で。 |