部長 織田 章宏
『探検』と聞いて、皆さんは何を思い描くでしょうか?例えば、下記のような定義があります。
探検とは知的好奇心の肉体的表現である。
探検とは専門を斜めに突っ走る。
未知の世界に挑戦する考え方を学ぶところが探検部である。
当然、これらの定義が全てではなく、これから大学生になり、『自分の興味を何らかの形で具現化したい。』と考えておられましたら、共にそれに挑戦しましょう。
ところで、『探検部』は普段、何をしているか?というと、将来の『探検』に向けて、色々な技術の習得や経験を積むため、週末に、九州の各地で活動をしています。現在、『探検部』は海、山、川、島、洞窟の各フィールドに分かれて活動しています。
『海』シーカヤックによるアイランドホッピング(島から島へ渡ること)、ツーリング
透き通るような海の上を、きれいな景色を眺めながら漕ぐのは格別です。
『山』 縦走と沢登り
壮大な滝を、きれいな沢の水を浴びながら遡る快感を一度覚えてしまうとやみつきになります。
『川』 カヌー
急流を下るスピード感とスリルは一度乗ってみなければわかりません。
『島』サバイバル技術の習得、無人島の調査
衣・食・住の奥深さを知ることができます。
『洞窟』九州各地のケイビング(洞窟探検)スポットへ
入洞し、洞口の形状などをスケッチしたり、深さを測ったりします。地上からは決して見ることのできない世界の広がりを体感することができます。
このように『探検部』の活動は多岐にわたりますので、徐々に、自分にあうフィールドを探してもらうとよいでしょう。
今日、地理的『探検』は、人工衛星で捉えられない場所がなくなったので、全てし尽くされたような感があります。また、『探検』する場所が無い、と言われることもあります。しかし、『探検』というのはアイデア次第でいくらでも可能です。新たな『探検』を生み出すのは皆さんの創造力かもしれません。経験・知識は問いません。強い好奇心のみ持って、一度参加しに来てください。部員一同お待ちしております。
(おりた あきひろ 工学部機械航空工学科3年)
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