NEWS 大学の動き | 2 | エコノミスト誌編集長来学・高樹のぶ子さん特任教授へ他 |
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ビル・エモット氏(左)と梶山総長。事務局貴賓室で。 |
平成17年10月5日(水)、英国エコノミスト誌の編集長で「日はまた沈む」など日本に関する著書でも知られるビル・エモット氏が、梶山総長を表敬訪問し、箱崎キャンパスで講演を行いました。
また、夕刻からは、九州大学伊都キャンパス誕生記念シンポジウム「日本の未来、九州の未来」に出席し、約350人の聴衆を前に、麻生福岡県知事、石原JR 九州社長そして梶山九州大学総長と、産学連携や国際的地域連携、少子高齢化への対応などについて語り合いました。
芥川賞作家の高樹のぶ子さん ―九州大学特任教授へ
2005 / 09 / 27
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平成17年9月26日(月)、九州大学は、10月1日付けで福岡市在住の芥川賞作家で同賞選考委員でもある高樹のぶ子さんが、九州大学アジア総合政策センターのアジア現代文化研究部門の特任教授に就任することを発表しました。
アジア総合政策センターは、既存の「アジア総合研究センター」を発展改組して、アジアの大衆文化(ポップカルチャー)にも十分着目しつつ、経済的な発展と国土の開発が進む現代アジアを総体的に捉え、政府、地方自治体、企業、市民社会に対して有益かつ有効な政策提言のできるアジアに関する新たなシンクタンク(知的拠点)として本年7月1日に設置されています。
特任教授として就任する高樹のぶ子さんは、詰めかけた報道陣に対して「文学作品には、その国の様々な良質な情報が含まれている。そこに現れる特に個人の心の情報を私が受けとめ、創作者としてクリエイティブな形で投げ返す、心のキャッチボールができればと思う。学生だけではなく広く一般の方にもその成果を発信し、アジア理解を促進できる場を創りたい」と就任にあたっての抱負を述べました。
放送大学との単位互換協定締結
2005 / 08 / 09
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九州大学は、平成17年8月9日(火)に放送大学の丹保(たんぼ)学長を迎え、両大学間の単位互換協定を締結しました。
本協定は、平成17年度における本学授業料の値上げに際し、学生支援の充実を図るための新規事業のひとつである「全学教育における放送大学授業履修支援プログラム」を実施するためのものです。
本協定の締結を機に、今後放送大学とより一層緊密な協力関係を構築し、この単位互換制度を本学の教育体制において有機的に活用することで、幅広い能力と探求心を持ち、豊かな人間性を備える優れた人材の育成に大いに役立てていきます。
1万人を超える高校生らが参加した オープンキャンパス
2005 / 08 / 08
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平成17年8月4日(木)・5日(金)の2日間にわたり、九州大学箱崎地区(文、教、法、経、理、工、農、21世紀プログラム)、病院地区(医、歯、薬)、大橋地区(芸工)の各キャンパスで今年度の大学説明会(Open Campus)が開催され、1万人を超える高校生たちが訪れました。
九州大学を訪れた高校生たちは、入学希望や興味のある学部での説明を受けた後、模擬授業や研究室で実際に行われている研究活動などを見学し、無冷媒超伝導マグネットの研究を行っている工学部の研究室では、学生が実際の実験で使用する機器を用いて研究内容の説明を行っていました。
また、箱崎地区にある50周年記念講堂で「高校生の学び・大学生の学び −高校生の問いに九大生が応えます」と題して行われた高大連携シンポジウムでは、現役の九大生に対して質問できることもあり、活発な質疑応答が行われていました。
なお、今後も21世紀プログラムに関するオープンキャンパスやサマースクールなどを開催する予定です。
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