数学で知る九州大学

67,988回

 67,988回。福岡空港での飛行機の年間着陸回数です(平成16年度)。離陸回数を合わせると、年間離着陸は13万回を優に超え、羽田空港や成田空港に次ぐ多さです。そのほとんどが九州大学を真下に見ながら着陸あるいは離陸していることになります。

 福岡空港は国内線25路線、国際線24路線(2005年12月現在)を有し、年間乗客数は1856万人(平成16年度)を超えます。滑走路1本あたりの離着陸回数は日本一多い空港です。

 大学の真上を低空で飛んでいく飛行機の姿は、多くの九大人にとって非常に印象深い光景の一つとなっています。


こんな本 出しました


■書名
大学でどう学ぶのか

■著者
山田耕路(やまだ・こうじ)
九州大学理事

■発行
海鳥社
(2005年8月刊 1,500 円)


著者から一言

 社会で要求される資質を磨くため、大学でどう学ぶのかについて書きました。大学で身につけたいこと、課外活動の重要性、食事と運動、学会発表のやり方、論文の書き方、大学の教育システムについて具体的に記載しています。大学生活を有益に送るための手引きとして執筆しましたが、企業等の現場にも応用できるということで、学生より社会人が多く購入しています。就職活動や就職後にも役に立ちますので、新入生だけでなく、在学生も読んでほしい本です。




■書名
旧韓国〜朝鮮の「内地人」教育

■著者
稲葉継雄(いなば・つぎお)
九州大学人間環境学
研究院教授

■発行
九州大学出版会
(2005年11月刊 7,800円)


著者から一言

 本書は、旧韓国〜植民地朝鮮の日本人(居留邦人・内地人)に関する初の本格的実証研究の成果です。第T部において江華条約による釜山開港から終戦時までの歴史的展開を概観するとともに、第U部の事例研究によって、小学校から大学予科に至る各段階の「内地人」学校の具体像を提示しました。



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