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1韓国TV局が九大を取材

 平成18年1月5日(木)〜1月6日(金)、韓国のTV 局(UBC)が本学を取材しました。韓国でも、国立 大学の法人化が始まりつつあり、先に法人化した日 本の成功例として、九州大学を取材したものです。

 梶山総長には、法人化移行時の大学構成員の反応、 法人化の利点、今後期待される効果や韓国の大学に 対する助言などの取材がありました。また事務局には、 財政面・産学連携・教員の任期制について個別に取 材があり、それぞれ小坂主計課長・上村研究戦略課 課長補佐、江藤人事課課長補佐が対応しました。

 次の日には、施設見学が行われ、箱崎キャンパス、 韓国研究センター、伊都キャンパス、超高圧電子顕 微鏡室などを熱心に取材しました。

取材を受ける梶山総長 財政面を説明する小坂主計課長

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2伊都新キャンパスに新名所、
「九大あかでみっくらんたん」オープン

 平成18年1月30日(月)、伊都新キャンパスに福利厚生施設「九大あかでみっくらんたん」がオープンしました。

 「九大あかでみっくらんたん」は、伊都新キャンパスの学生及び職員が、より心豊かなキャンパスライフをおくれるよう、安価な飲食物を提供し、気軽に安心して集える憩いの場を提供することを目的としています。さらには地域住民の方々との交流の場としても活用します。

 「まじめなだけでは研究のアイデアは生まれない」という説も。「九大あかでみっくらんたん」で良い研究につながる「遊び心」を養ってください。

【場 所】 九州大学伊都キャンパス「九大工学部前バス停」すぐ裏
〒819-0395 福岡市西区元岡744番地
連絡先:浜地酒造(株)092-806-1186
【概 要】 面積:約60u
座席数:32席(ゆったり)
【営業日】 月曜日から金曜日(土日祝日は原則として休み)
【営業時間】 11:00〜14:00、17:15〜23:00
※今後レパートリーを広げる予定
※九大学研都市駅行き最終バス:九大工学部前バス停発23:00
主なメニュー
11:00〜14:00
杉能舎パン工房
自家製焼きたてパン
出来たてあったかおにぎり
お茶、ジュースなど
17:15〜23:00
晩酌セット
地酒、地ビール
ビール、焼酎、梅酒
各種小鉢、各種料理 など
※今後レパートリーを広げる予定

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3大連大学学長が来学

 平成18年1月20日(金)、高大彬大連大学(中国)学長が、梶山総長を表敬訪問しました。

 高学長は、梶山総長と両大学の研究戦略や国際交流等について活発な意見交換を行いました。

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4ノルビー博士講演会

 平成18年2月6日(月)、元スウェーデン王立科学アカデミー事務総長のアーリング・ノルビー博士が、梶山総長を表敬訪問しました。

 アーリング・ノルビー博士は、日本学術振興会の協力の下、本学で開催した講演に先立って梶山総長を表敬訪問したもので、梶山総長から伊都キャンパスの概要及び本学の研究レベルの高さについて説明があった後、学術交流等について意見交換を行いました。

 講演会では「日本・スウェーデンの学術交流とノーベル賞」とのテーマで、日本とスウェーデン両国の学術協力の経緯と将来について講演され、参加した約80名の教職員、学生等にとって、大変有意義なものとなりました。なお、当日は、工学部の学部学生との対話集会、システム情報科学研究院・都甲教授の研究室訪問等本学の教育や研究活動も紹介しました。

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5九州大学病院でAEDの使用法説明会を実施

AEDの音声に従って救急処置を行う河野総務課長
 九州大学病院は、平成18年1月26日(木)午後6時から、AEDの使用法の説明会を開催しました。

 AEDとは、突然の心肺停止の場合に、電気ショックにより心肺蘇生を行う機器(自動体外式除細動機)のことです。

 突然の心肺停止の場合、処置の遅れは致命的で、医師等医療従事者が到着する前の処置が生死を分けるとされています。そのため、緊急の場合は非医療者でもAEDを使うことができるよう制度が改正され、本院では新病院開院に合わせて約35台が院内各所に設置されます。

 このAEDの使用方法は、電源を入れると音声指示が出され、使用者はその指示どおり操作をすればよく、非常に簡略化されています。本院では、緊急時に現場に居合わせた職員が誰でもすぐに使用できるように、今回の説明会は一般職員をメインに実施されました。

 当日は、水田病院長をはじめとして職員約250名が参加し、救急部医師による説明の後、救急部医師や看護師の指導により人形を使った実地指導が行われ、参加者は万一の患者発生に備えた緊急時の対応を体得しました。

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6東京同窓会18年総会・新年賀詞交歓会開催される

 東京同窓会の平成18年総会・新年賀詞交歓会が1月19日(木)学士会館で開催されました。

 大学から梶山千里総長、柴田洋三郎理事(副学長)、有川節夫理事(副学長)、早田憲治理事(事務局長)、大槻秀明総務部長、塩田剛志総務課長、鈴木和久総務課専門職員を、経済学部同窓会関西支部から小森田憲繁事務局長を来賓としてお迎えしました。

 総会議事に続く東京同窓会近藤会長の挨拶の後、梶山総長から祝辞を頂きました。

 柴田理事からは同窓会担当副学長として、有川理事からは新キャンパス担当副学長としてのご報告をしていただきました。有川理事によりますと10月1日から開校しました新キャンパスは研究、学生の勉学・実験には施設にも恵まれ、よい環境とのことです。生活に不便はありますが、松原に大学が設置されたときの事を思い起こして欲しいとのことです。

 増田信行氏(三菱重工相談役、工32卒)の乾杯の音頭での新年賀詞交歓会開宴後は懇親が進む中、各学部代表より現況報告をしていただきました。

 アサヒビール(株)池田社長より瓶ビール60本、(株)紅乙女酒造副社長より「紅乙女」「夢乙女」「時の超越」各6本、大学(同窓会連合会)より「九州大吟醸」九大ブランドビール「Qビール」をご寄贈頂き、美酒に酔い、140名が歓談する会場はすっかり盛り上がりました。

 36年法卒組のリードにより、巻頭言付きの寮歌「ああ玄海」学生歌「松原に」の斉唱で気勢を挙げ、沖田氏(法36卒)の三本締めで宴を閉じました。

 会場ロビーでは九大グッズ(大学マーク入りのワイシャツ、ネクタイ、松葉のバッジなど)の販売コーナーも設けられました。

 今回は出席者の学部別バランスも程よいものとなりました。

 東京同窓会設立後二度目の新年会ですが、大学との一体感が深まったとの思いを強くしました。

平成18年1月22日 東京同窓会理事事務局長 田坂 和義

乾杯の音頭 増田信行氏(三菱重工相談役)

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7Oliver Schmitz氏に「伊藤賞」を授与

 ヨーロッパ物理学会(プラズマ物理学)において、本学の伊藤早苗教授(応用力学研究所)の名を冠した「伊藤賞」(Itoh Project Prize in Plasma Turbulence)が設立されました。これは、プラズマ乱流の研究に関して優れた成果を上げた大学院生を選考し、九州大学へ招聘して、講演や最先端のプラズマ研究施設で共同研究をおこなう機会を与えるものです。

 世界中から29件の応募があり、英国物理学会出版(IOP)の援助も受け、国際選考委員会の選考のもと受賞者が決定しました。

 平成18年2月16日(木)には、見事「伊藤賞」を受賞したOliver Schmitzさんが本学を訪れ、梶山総長と伊藤早苗教授から賞を授与されました。

 伊藤教授は「非常にレベルの高い素晴らしい応募が世界中からあり、選考が難しかった。受賞者Oliver Schmitzさんの他2件の優秀論文も表彰しました。プラズマ研究の今後の発展が期待でき非常にうれしい。受賞者の皆さんの今後の更なる飛躍を期待しています。」とOliver Schmitzさんに祝辞を述べました。

「伊藤賞」受賞者
Oliver Schmitz 氏( from Institute for Plasma Physics, FZ Juich,Germany)プレゼンターの梶山総長、伊藤教授(左から)

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8全国初の試み 二つの基幹大学の合同報告会開催!
九州大学・北海道大学 21世紀COEプログラム活動報告会

「北と南から、日本が変わる、世界が見える」

 九州大学と北海道大学は、2月3日(金)に東京都内の経団連ホールにおいて、九州大学・北海道大学21世紀COEプログラム活動報告会「北と南から、日本が変わる、世界が見える」を開催しました。

 当日は、大学関係者や産業界、文部科学省等の官公庁から、約480名の参加者がありました。

 報告会午前の部では、北海道大学の中村睦男総長と九州大学の梶山千里総長からの挨拶、両大学が合同で報告会を開催するに至った経緯についての説明、それぞれの大学紹介の後、これからの両大学の更なる交流・発展を期して、両総長が堅く握手を交わしました。

 続いて、文部科学省の結城章夫事務次官から「科学技術政策の動向と国立大学への期待」と題して基調講演があり、その後、21世紀COEプログラム採択拠点リーダーである山内皓平北海道大学水産科学研究院教授、家田修同大学スラブ研究センター教授、村上敬宜九州大学工学研究院教授及び高蝸チ一同学医学研究院教授から、各拠点のプログラムの取組についてそれぞれ発表がありました。

 午後の部において、「日本の大学はどうあるべきか?」と題して行われたパネルディスカッションでは、パネリストの有本建男内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官(元文部科学省科学技術・学術政策局長)、遠山敦子新国立劇場運営財団理事長(元文部科学大臣)、山野井昭雄味の素株式会社顧問、吉川弘之産業技術総合研究所理事長(元東京大学総長)、中村睦男北海道大学総長及び梶山千里九州大学総長が、それぞれの立場から意見発表した後、コーディネーターの早川信夫日本放送協会解説委員の進行のもとに、これからの日本の大学のあり方について意見が交わされ、両大学の得意分野を生かし、社会ニーズに応える学際拠点として、互いに発展させていくことを確認しました。

 次に、長田義仁北海道大学副学長、村上敬宜九州大学副学長から各大学の研究戦略について紹介があり、その後、21世紀COEプログラム採択拠点リーダーである安浦寛人九州大学システム情報科学研究院教授、新海征治同大学工学研究院教授、丹田聡北海道大学工学研究科教授及び田中讓同大学情報科学研究科教授から、各拠点のプログラムの取組についてそれぞれ発表がありました。最後に、中山悠北海道大学東京同窓会理事長及び近藤秋男九州大学東京同窓会会長から、両校への期待について講演がありました。この他に、ロビーで北海道大学・九州大学の21世紀COEプログラム拠点等についてのパネルや大学オリジナルグッズの展示、大学紹介のDVD上映などがあり、参加者は興味深そうに見入っていました。

 報告会後には、交流会が開催され、両大学関係者、企業等一般参加者が参加しました。

(左から)結城、遠山、山野井、吉川の各氏。


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