こんな本 出しました
大学生の勉強マニュアル ○ 著者 ○ 発行 著者から一言
数年前に、「大学生の勉強マニュアル」と称するパンフレットを作って配布しました。幸い、これがいろんな方々の目に止まったようでしたので、大幅に追加、修正のうえ、大学のあるべき姿について論ずる大学論、科学論や読書案内なども追加して書物にまとめました。読者として想定したのは、現役の大学生、受験生、保護者、過去に大学生であった人、教職員などです。本書では、個性豊かなフクロウたちがガイド役として登場します。彼らの活躍ぶりを楽しみながらお読みいただければ幸いです。目次などの詳しい内容紹介については、以下のホームページをご覧ください。 http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~ueda/Pages/Manual.html 中島祥好 |
国立大学の独法化以降、九大を始め各大学では、世界的な教育研究拠点化や経営の効率化などを目指して様々な改革が打ち出されています。企業が受けてきたグローバリゼーションや経済変革の波に、今まさに大学が直面しているといえます。これまで大目に見られてきた大学の労働安全衛生問題も企業並みに注目されつつありますが、教職員や学生の意識、体制、環境などがまだ変革に追いついていないのが現状です。重大災害を未然に防ぐためには、「ハインリッヒの法則」が示すように「ヒヤリ・ハット」する事例から改善していくことが重要です。 編集主幹 入江正洋 近年はインターネット化の進展が著しいので、教室・医局の案内などもホームページをみてもらえば、それで情報提供は十分と言える。医局の入局案内もホームページを検索して訪れる人が多くなり、電子媒体のものが紙媒体よりもより大きなインパクトを与えるようになってきていることを痛感する。私が編集委員長を務める学会誌も、創刊35年になり来年度の電子ジャーナル化をめざして検討を進めている。電子ジャーナルは関心のある論文を探して読む分には本当に便利。電子ジャーナルをみればそれで十分なわけだが、私の世代からすると、ちょっと時間のあるときに紙の雑誌をパラパラとめくって、思いがけない知見を得るというのが電子ジャーナルには乏しい気がする。定期的に届けられる紙媒体のもののよさも捨てがたい。 編集委員 吉良潤一 26年ぶりに九大に戻りましたが、この間九大は大学院重点化、法人化、伊都キャンパス移転等大きな変貌を遂げていました。一方で法人化後、効率化係数等により交付金が削減される中で、中期計画の着実な遂行と法人評価・年度評価が義務付けられる等厳しい経営環境下にあります。しかし、九大は7帝国大学の一員として、優秀な人材を確保しながら、最先端の研究教育を行い、日本の高等教育を支えていくことが期待されております。ピンチはチャンス。更なる発展を目指すために何ができるかを皆さんと一緒に考えていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。 総務部長(広報部長) 松本次好 九大の最新情報は「九大広報」の定期購読で 九州大学同窓会連合会では、九州大学の姿をご理解いただくため、同窓生や在学生のご家族の皆様をはじめ、広く一般の方々にも「九大広報」の定期購読をお願いしています。定期購読は1年間6巻分(隔月発行)として、3,000円にてお受けいたしておりますので、ご希望の方は、同窓会連合会事務局までご連絡をお願いします。 ●九州大学同窓会連合会事務局 |