交換留学申請から
実際に留学するまでの流れ



 国際交流部では、年に数回、交換留学説明会を開催しています。その後、交換留学を希望する学生は、八月から九月上旬にかけて学内申請を行い、面接などによる学内選考を通過した後に、留学希望大学へ申請することになります。最終的な選考は留学希望先の大学が行います。

 学内選考の基準は、主に、次の四点です。

@留学目的をしっかりと持っているか

A九大からの派遣留学生としてふさわしい人物か

B留学の成果が充分に期待できるか

C留学にふさわしい語学力があるか

 欧米の大学などの多くは九月に、韓国などは三月に新学期が始まります。四月に新学期が始まる日本の大学とは学年暦が異なるので、留学の計画は早めに立てておかないと四年間で卒業するのが難しくなります。下記の春季留学開始および秋季留学開始のシミュレーションを参考にしてください。



■留学決定までの流れ
 
■留学時期シュミレーション


いろいろな奨学金制度

 留学する際に、奨学金がもらえるか、ということは非常に重要なポイントになります。九州大学では、留学をサポートする、様々な奨学金・渡航費補助を提供しています。海外留学のための奨学金・渡航費補助のうち、主なものは以下のとおりです。いずれも返還義務はありません。

交換留学で利用できる奨学金および渡航費補助

奨学金のみ

九州大学全学協力事業基金による奨学金
月額八万円
日本学生支援機構(JASSO)短期留学推進制度(派遣)奨学金
月額八万円
DAAD奨学金(ミュンヘン大学に留学する学生一名対象)
月額五百ユーロ(約七万七千円)
ドイツ・バーデンヴュルテンベルク州奨学金(ホーエンハイム大学に留学する農学・経済学の所定の分野の大学院生《一、二名対象》)
月額四百ユーロ(約五万三千円)

渡航費補助のみ

九州大学全学協力事業基金による渡航費補助
上限十万円
九州大学創立八十周年記念事業 渡航費補助
上限十万円

奨学金および渡航費補助

アジア学生交流プログラム(ASEP)
 留学先大学 :滞在費又は宿舎費を支給
 九州大学 :渡航費を支給


交換留学以外の海外留学で利用できる奨学金および渡航費補助

文部科学省長期海外留学支援制度

対象:海外の大学院等で学位取得などを目的とする学生等

支援期間:修士二年以内、博士原則三年以内、アジア諸国等における専門の研究二年以内

支援内容:奨学金、授業料(アジア諸国等における専門の研究を除く)、往復航空運賃
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/cyouki.htm



コレージュ・ドクトラル(日仏共同博士課程)

 コンソーシアム加盟のフランスの大学に、授業料等不徴収で博士課程の一年間留学するプログラム

奨学金:月額八万円



フランス・ルノー財団による留学奨学生

Cycle Majors Renault
大学院を対象とし、往復航空運賃、留学先での授業料等の奨学金

Masterプログラム
毎月の奨学金、往復航空運賃等の奨学金



外国政府奨学金

http://www.jasso.go.jp/study_a/scholarships_foreign.html



その他

 海外の大学のサマーコースへの参加費用が一部援助される制度や、民間団体からの派遣留学生への奨学金制度などがあります。奨学金等に関する情報は、国際交流部ホームページに掲載しています。



◎海外留学の情報収集

九州大学の国際交流部ホームページ(http://www.isc.kyushuu.ac.jp/intlweb/)を是非一度ご覧ください。留学に関する情報が、豊富に掲載されています。

◎交換留学の問い合わせ先

〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1
国際交流部留学生課(箱崎地区中央図書館向かい側)
TEL 092-642-2141 FAX 092-642-2144
E-mail: ryugaku@jimu.kyushu-u.ac.jp


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