国際交流推進室
Asia in Today's World (ATW)
2006年プログラム開始

〜九大生チューター大活躍〜

 7月3日午前10時、55人の留学生が箱崎キャンパスの国際ホールに集まりました。2006年度九州大学サマー コースAsia in Today's World(ATW)の開講です。ATWは日本語教育と、アジアを学ぶ英語による講義またはラボでの研究を組み合わせた6週間のサマーコースで、今年は過去最多の留学生がアジア、北米、欧州の有名大学から参加しています。
 55人のコース生(ATW生)にとっては初めての福岡。空港での出迎えから始まり、ホームステイ先や学外の宿舎から箱崎キャンパスへの交通機関の使い方など、特に、慣れない最初の時期は誰かの助けが必要です。そんなとき頼りになるのが、九大生のボランティアチューターです。
 チューターはそれぞれが1人のATW生を担当し、生活や勉強のサポートにあたります。ATWは6週間という短い期間ではありますが、その中で築かれた友情は強く、ATW生にとって九大生チューターは親友であり、最も信頼できるパートナーとなります。友情はコース終了後も続き、チューターを経験した多くの九大生が、パートナーの国を訪れたり、留学したりしています。
 今年のチューターは、今までに増して行動力と団結力に富む学生さんたちの集まりです。コース 開始前にミーティングをして、チューター同士で助け合うグループ体制を作るなど、リーダーの西元久 雄くん(人間環境学府M1)を中心に全員が力を合わせて頑張っています。 チューター全員で議論し て決めた2006年ATWチューターのスローガンは「NO BORDER 120」。 "120"はATW生とチューター、そしてATW運営スタッフを合わせた数です。彼らの心に育っている国際感 覚と国境を超えた協力の精神に、九大生の限りない可能性を感じます。
 ATWは来年も開講します。より多くの九大生が彼らの後に続き、チューター活動を通して自分自身の 可能性を広げる体験をしてくれることを期待しています。

※チューターはATWだけでなく、10ヶ月の外国人短期留学プログラム(Japan in Today's World (JTW)、日本語・日本文化研修プログラム(JLCC)など)でも募集しています。


前のページ ページTOPへ 次のページ
インデックスへ