九大生が案内する世界のキャンパス

UNIVERSITY OF NEWCASTLE UPON TYNE
ニューカッスル・アポン・タイン大学
経済学部4年 花田 涼恵


 ニューカッスル・アポン・タイン大学は北部イングランドに位置する、大きな大学です。私は一年間そこで、会計学やビジネス戦略といったことを主に勉強しました。

 英語が母国語ではない留学生のために、ニューカッスル大では無料で英語の授業が開講されていました。毎回ディスカッションや発音の練習など実践的な授業に加え、OACという言語学習専用図書館などの充実した施設により、効率的に英語や他の外国語を学習することができました。

 会計学では会計基準が日本と大きく異なるため、友達や先生に質問を繰り返すなど大変苦労しましたが、毎回授業で実践的な練習問題や宿題が出たため、何とかついていくことができました。少人数クラスでのディス カッションも、皆留学生でも英語がペラペラと話せることが当然のように話しかけてくるので、できるだけ発言するよう頑張りました。

 日常生活については、大変快適でした。私は大学の寮に住んでいましたが、入居者はほとんどイギリス人で、イギリスの文化や彼らの考え方などを肌で見聞きし、理解することができたと思います。週末は彼らとよく街へ遊びに出かけましたが、パブへ飲みに行ったりクラブへ踊りにいったりと、日本とは全然違うスタイルの大学生活を彼らのおかげで楽しむことができたと思います。

上/寮のクリスマスパーティーにて。作者前列一番左。みんなパ ーティーには仮装して臨みます。
左/街の近くには美しい海もあって、夏場が近くなると海辺にフィッシュ・アンド・チップスを食べ に行くことも。


ニューカッスル・アポン・タイン大学

 ニューカッスル・アポン・タインは北部イングランド最大の都市で、ロンドン、コッツウォルズ、エディンバラなどイギリスの観光都市各地と大変良い交通の便でつながっています。街の人たちはみんなお酒を飲むことが大好きで、町中にあふれかえるパブやバーは、昼間からお酒を片手にサッカー観戦で盛り上がる人々で埋め尽くされています。ニューカッスルを本拠地とするニューカッスル・ユナイテッドというサッカーチームの試合の日には、町中が熱狂して応援したりもする、お祭り好きの街です。人も町の雰囲気も、とても活気に満ちた都市だと思います。

 イン大学は街の中心部に位置する大きな大学で、その言語コースの充実性はイギリス国内でも群をぬいています。中国からの留学生を中心として多くの外国人留学生が勉強し、日本人も数少ないながら頑張っています。

 ロンドンからは少し遠いですが、「真のイギリス」を垣間見ることができる、とてもいいところです。イギリスに興味がある方、ぜひニューカッスルにも一度足を伸ばしてみてください。

ニューカッスル大のシンボル、Union Society Buildingです。

*交換留学について詳しく知りたい方は、「九大生のための海外留学情報」
( http://www.isc.kyushu-u.ac.jp/intlweb/study/index.htm) をご覧ください。
過去の交換留学生による報告書も大学毎にたくさん掲載しています。


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