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チャレンジ21について

チャレンジ21

チャレンジ21について

“チャレンジ21” って何ですか?

 九州大学はほぼすべての学問分野を網羅する専門教育がそろった総合大学です。皆さんが入学した学部の専門分野の修得はもちろんのことですが、意欲とチャレンジ精神があれば他の学問分野の学習が可能です。九州大学では、自分の専門分野の勉強だけにとどまらず、たとえば関連する周辺領域の学問分野を覗いて専門性の質を高めようと志すこと、自分の専門とは違った学問分野を学習して自身の知的な関心の幅を広げようとするチャレンジ、海外の大学で学習し国際的な視野を身につけるための留学など、意欲的で自主的な学習活動を目指す学生を応援します。このために、皆さんの意欲的な学習の指針となる学習コースを準備し、学習コースでの修学を応援・支援する仕組みとしてチャレンジ21を実施しています。

どんな仕組みですか?

 チャレンジ21には2つのコースが用意されています。一つは卒業までの間に自分の所属する学部の卒業要件を満たしながら、それに加えて所属学部以外の学部が提供する学習コースを修得し、自分の専門分野に加えてもう一つの専門性獲得を目指す「学際コース」です。学際コースには「人文学」、「教育学」、「法学」、「経済学」、「理学」、「芸術工学」の6領域があり、それぞれ体系的に構成された科目群が準備されています。

 もう一つは、九州大学の交換留学制度や短期語学研修プログラム制度を活用し、海外の大学での学習経験を踏まえて、帰国後には九州大学留学生センターが提供する留学生のための講義を留学生とともに学習するなどによって、国際感覚を高める学習コースを修得する「国際コース」です。

 これらのコースの修了条件を満たせば、卒業時には自分の所属する学部の学位記に加え、九州大学が独自に認定する『チャレンジ21修了証』が九州大学総長から授与されます。

どうすればチャレンジできますか?

 1年次の間、皆さんは基幹教育科目を中心に学習を進めます。基幹教育科目のうち皆さんの学部で指定されている卒業要件を満たすために履修しなければならない科目や修得単位数は学部ごとに定められていますが、チャレンジ21に参加するためには、これに加えて基幹教育科目から2単位以上の修得が必要です。この条件を満たしておけば2年次以降にチャレンジ21参加の申請ができます。申請に必要な修得科目と提出書類についてはコース毎の「コース参加の申請について」をご覧下さい。申請内容は審査され、参加が認められた学生は以降卒業までにチャレンジ21の修了条件を満たすよう計画的に学修を進めてください。

どうすれば修了できますか?

 チャレンジ21を修了するためには、上記申請に必要な2単位以上の基幹教育科目の修得に加えて、卒業時までに「学際コース」の場合は各領域が指定する科目から10単位以上を修得すること、「国際コース」では連携科目(留学生センターが開講する外国人短期留学コース(JTW、SIJ[旧ATW])、短期海外留学コース開講科目)、言語文化自由選択科目等)から10単位以上を修得することが必要です。また、どちらのコースもこれに加え、チャレンジ21で独自に行われる合同報告会の参加が必要となります。修了が認定された場合には、九州大学総長から『チャレンジ21修了証』が授与されます。

チャレンジ21のコースの特色

学際コース 人文学 自らの専門+広い教養+人文学の基礎知識・観点の修得
教育学 自らの専門+広い教養+教育学の基礎知識・観点の修得
法学 自らの専門+広い教養+法学の基礎知識・観点の修得
経済学 自らの専門+広い教養+経済学の基礎知識・観点の修得
理学 自らの専門+広い教養+理学の基礎知識・観点の修得
芸術工学 自らの専門+広い教養+芸術工学の基礎知識・観点の修得
国際コース 自らの専門+広い教養+留学経験・国際感覚