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研究成果

公開日:2016.04.04

キラルケイ素分子の効率的合成に成功~キラルケイ素医薬品の開発に期待~

研究成果 理学 工学

 九州大学先導物質化学研究所の友岡克彦教授、井川和宣助教らの研究グループは、不斉ケイ素原子を有するキラルケイ素分子を効率的に不斉合成することに成功しました。また、合成したキラルケイ素分子が特異な生理活性(セロトニン受容タンパクに対する結合活性)を示すことを明らかにしました。今後、これらの成果は、キラルケイ素分子の特性を活用した新しい医薬品の開発に展開されることが期待されます。
 本研究成果は、平成28年4月1日(金)にドイツ学術雑誌『Angewandte Chemie International Edition』のオンライン速報版に掲載されました。またその際に、掲載論文中、上位5%の重要論文:Very Important Paper(VIP)に選抜されました。

鏡像体の関係(手、キラル炭素分子、キラルケイ素分子)

研究者からひとこと

我々は「新しいキラル分子の創製と応用」を目指して研究を進めています。今回、これまでにないキラルケイ素分子についてその合成法の開発に成功するとともに、その新分子が特異な生理活性を示すことを発見しました。

論文情報

Enantioselective Synthesis of Silacyclopentanes ,Angewandte Chemie International Edition,
10.1002/anie.201511728

研究に関するお問い合わせ先

先導物質化学研究所 教授 友岡 克彦
先導物質化学研究所 助教 井川 和宣

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