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東京同窓会 設立される

2004.05.19
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 東京同窓会の設立を祝う
 東京同窓会理事 田坂 和義

設立総会
 平成16年5月14日(金)、経団連会館14階経団連ホールにて開催された「21世紀COEプログラム拠点形成発表会」終了後、同じ会場で午後5時50分から「九州大学東京同窓会設立総会」を開催。

 議長に設立準備幹事会代表の田坂和義(法学部東京同窓会事務局長)を選出の後、設立提案に至る経過を報告。その後、「設立趣意書」「会則」「事業計画」「役員」の各議案を付議、それぞれ承認を得た。議事終了後、近藤秋男会長(全日本空輸(株)最高顧問・昭和29年法学部卒)の会長就任挨拶、梶山総長の設立お礼の挨拶があり、無事設立総会を終了した。

 今回設立した東京同窓会は、年会費の徴収はせず、事務局、事務要員を置かないもので、甚だ不完全なものであるが、杉岡総長時代から数年来の懸案であった東京における学部横断的な全学同窓会がようやく設立されるにいたった。まず入れ物ができたわけで、今後内容を順次充実させていかなければならない。


設立祝賀会
 設立祝賀会は会場を同会館12階のダイヤモンドルームに移し午後6時30分から開始。
 近藤会長、梶山総長の祝賀挨拶に続き、冨浦梓副会長(東京工業大学監事・昭和31年工学部卒)の音頭により乾杯の後、九大コールアカデミーOB30名による男声合唱。「大学祝典序曲」「松原に」「春の賛歌」の3曲を力強く、かつ素晴らしいハーモニーで合唱。このとき、コールアカデミー生みの親、荒谷氏(指揮者・昭和28年法学部卒)が登場。自ら指揮棒を取り「野バラ」の合唱指揮のあと「法学部と文学部卒業の私としては何れの会に出るべきか困ったが全学の会ができたので、これからは同窓会に積極的に参加したい」と挨拶され、拍手喝采。

 懇親が続く中で、杉岡前総長ほかの祝電披露と大学よりご参加の7名の理事をご紹介。瞬く間に時間が過ぎ、恒例により全員で青春の学生歌「松原に」を斉唱のあと、高島勲副会長(昭和化学工業相談役・昭和38年農学部卒)より閉会の辞が述べられ、名残を惜しみつつ、記念の祝賀会を閉じた。200余名(法学部53、経済学部42、工学部60、農学部21、文・教・理・医・歯・薬26名)の出席者で広い会場が一杯になったというだけでなく、雰囲気的にもこれまでのどの集いよりも盛会で、祝賀気分に満ち、待望の全学同窓会設立の集いにふさわしいものとなった。これからは関係者一致協力して、会の充実に努め、会員の生活の充実と大学の発展に役立つ存在となるよう頑張っていきたい。

 5月15日の西日本新聞に「九大が東京同窓会設立」の見出しで設立総会・祝賀会の記事が掲載された。学部ごとにある同窓会の垣根を越えて効果的に母校を支援していこうという狙い、と報道している。
                   (たさか かずよし 昭和34年法学部卒)