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九州大学に台湾スタディーズ・プロジェクトが開設 

2018.01.04
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 平成29年10月1日、本学で「台湾スタディーズ・プロジェクト」が開設され、これに関連する最初の授業が10月10日(火)に箱崎キャンパスで行われました。記念すべき授業の初日には、台北駐大阪経済文化弁事処(領事館に相当)の戎義俊所長が来学され、「九州と台湾の強固な信頼関係」というテーマで学生に講演を行っていただきました。
 この講座は、本学と台湾の文科省に相当する教育部が、この講座に3年間資金を共同で提供することに合意し実現しました。台湾教育部の支援を受けた台湾講座は日本では3つめ、そして九州では初の拠点となり、本学と台湾の学生間、研究者間の交流促進、博士号取得後の若手研究者の育成、九州地区の台湾研究者のネットワーク構築、そしてアメリカ、ヨーロッパ等世界各国の台湾研究拠点との共同研究のためのプラットフォーム構築を目標としています。
 現在、本学は台湾の4つの大学との大学間協定、12の大学との部局間協定を締結しており、毎年数名の学生の派遣と受入れを行っていますが、今後この講座の開設によって、台湾との研究者間、学生間の交流の機会が更に増加すること、そして学生の台湾への理解が深まることが期待されます。

「台湾研究講座」の開講にあたって講演する戎義俊総領事

戎義俊所長(左)、渡邊副理事や関係者による撮影

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台湾スタディーズ・プロジェクト
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