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九州大学エネルギーウィーク2018を開催

2018.03.13
トピックス

 平成30年1月29日(月)から2月2日(金)の5日間にわたり、「エネルギー分野の英知が 垣根を越えて結集 いま未来のためにできること」をテーマに、エネルギーに関する一大シンポジウム「九州大学エネルギーウィーク2018」を開催しました。
 このシンポジウムは、本学のエネルギー関連部局が連携し帯同参画したシンポジウムであり、「未来エネルギー」を中心テーマとする国際ワークショップ、産学官連携ワークショップ等を開催し、エネルギー研究の国際的なハブ機能を担うための研究者の交流の場として位置付けられております。
 第2回目となる今回は、エネルギー研究に関する国内外の著名な研究者の招待講演をはじめ、国際共同研究を目的とした海外からの学生・若手研究者の招へい・研究発表を行いました。
 また、エネルギー研究教育機構が未来エネルギー研究の若手登竜門として、未来のエネルギー研究を担う若手研究者や博士課程学生の支援・育成・発掘を目的として実施した「若手研究者・博士課程学生支援プログラム」の採択者によるポスター発表と併せて、海外招待研究者と本学博士課程学生、海外招へい大学院生によるパネルディスカッションを行いました。
 連日、国内外で活躍している研究者をはじめ、幅広くエネルギーの研究をしている研究者、学生、産業界、行政関係者等多くの方々が講演や研究発表を行い、5日間を通して約1,800名の参加者が来場し、盛会の内に幕を閉じました。
 来年も「九州大学エネルギーウィーク2019」の開催を予定しております。 

<プレナリーセッション>
 若山理事・副学長による挨拶で開会し、国内外で活躍されている研究者による招待講演を行いました。若手研究者や博士課程学生によるポスター発表会が行われ、総長賞を工学府 博士課程1年のAlbert Mufundirwaさん、若手研究者・博士課程学生支援プログラム表彰の金賞を総合理工学府 博士課程2年の前蔵貴行さんが受賞しました。今回は新たな取り組みとして、国際共同研究に繋げるために海外から研究者・大学院生を招へいし、発表を行いました。
 また、海外招待研究者と九州大学博士課程学生、海外招へい大学院生によるパネルディスカッションでは、「卒業後に社会にどの様な貢献が出来るか?」をテーマに、博士課程学生としての応用力伸長、博士号の価値について、活発な議論や助言が行われました。

 <関連部局 [開催テーマ]>
 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 [持続可能な社会を実現するための熱科学の挑戦] 、九州大学共進化社会システム創成拠点 [エネルギー脱炭素化施策が描く未来社会] 、九州大学水素材料先端科学研究センター及び水素エネルギー国際研究センター [実験設備や施設を見学する「水素エネルギー体感ツアー」] 、シンクロトロン光利用研究センター及び超顕微解析研究センター合同シンポジウム [量子ビームが拓く次世代のエネルギー社会] 、経済産業省及び九州大学水素材料先端科学研究センター他 [九州水素・燃料電池フォーラムと水素先端世界フォーラム2018] 、筑紫キャンパス [地域エネルギーの利用とその社会意義]

<エピローグセッション>
 「未来エネルギーと産学連携」をテーマとして産業界から講師を招き、講演やパネルディスカッションを行いました。
 また、終日さまざまな研究分野のワークショップも催され、多くの研究者、学生等が来場し意見交換を行いました。

 

開会の挨拶をする若山理事

パネルディスカッションの様子

ポスター発表会、若手プログラム受賞者

お問い合わせ

エネルギー研究教育推進室
電話:092-802-6671、6644
Mail:enesuishin★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。