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宮本一夫教授がアメリカ芸術科学アカデミーの外国人名誉会員に選出

2018.05.15
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 本学人文科学研究院の宮本一夫教授がアメリカ芸術科学アカデミー(The American Academy of Arts & Sciences)の外国人名誉会員に選出されました。アメリカ芸術科学アカデミーは1786年に創設され、その会員となることは、その時代大きな影響力をもつ象徴としてアメリカでは最高の栄誉とも言われています。今回、学術及び芸術分野、官民の各機関で活躍する213人が会員として、また36人が外国人名誉会員として選出されました。
 宮本一夫教授は東アジア考古学を専門とし、東アジアにおける農耕の起源と伝播過程、青銅器文化の起源と発展、東アジア諸地域における国家形成過程の総合的な比較研究を行ってきました。近年は、東チベット地域やユーラシア東部草原地帯における牧畜社会の成り立ちについて国際共同プロジェクト研究をすすめています。また、研究活動以外にも本学副学長や附属図書館長・大学文書館長として活躍しています。さらに、今年9月に開催されるWorld Social Science Forum (WSSF)の国内組織委員会委員長として、会議の運営にあたっています。
 今回選出された会員の中には前米国大統領を務めたBarack H. Obama氏、Tom Hanks氏などもおられ、これまで外国人名誉会員に選出された日本人には、有馬朗人氏(元東京大学総長)、野依良治氏(理化学研究所理事長)などがおられます。

宮本一夫教授