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平成30年12月27日(木)、第2回日本医療研究開発大賞の表彰式が総理大臣官邸で行われました。日本医療研究開発大賞とは我が国のみならず世界の医療の発展に向けて、医療分野の研究開発の推進に多大な貢献をした事例に関して、功績を称えることにより、国民の関心と理解を深めるとともに、研究者等のインセンティブを高めることを目的して創設されました。中でもAMED理事長賞は若手研究者を奨励する観点から顕著な功績があったと認められる事例に贈られる賞です。
本学循環器病未来医療研究センター 朔 啓太助教は、ニューロシューティカルズ社とともにAMED先端計測プロジェクト内で推進している「心筋梗塞時の心筋壊死を極小化する迷走神経刺激カテーテル装置開発」において、その研究内容や開発機器が評価され、本年度受賞者において最年少での受賞となりました。先進国を中心に大問題となっている心不全患者増加の主要な原因である心筋梗塞の新しい急性期治療法への発展が期待される研究です。
九州大学からは昨年の橋口 隆生准教授(ウイルス学)に引き続き2年連続の受賞者輩出となりました。
AMEDプレスリリース
https://www.amed.go.jp/news/release_20181227.html
迷走神経刺激カテーテル開発ホームページ
https://ivns.circ-dynamics.jp/