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法学研究院 河野俊行主幹教授が アレクサンダー・フォン・フンボルト財団ライマール・リュスト賞を受賞!

2019.07.05
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 本学大学院法学研究院河野俊行(こうの としゆき)主幹教授が、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団ライマール・リュスト賞を受賞し、2019年6月27日にドイツのベルリンにて表彰されました。
 ライマール・リュスト賞はアレクサンダー・フォン・フンボルト財団が、フリッツ・ティッセン財団と共同して授与する国際学術文化交流賞です。この賞は、海外(ドイツ国外)からの優れた人文学および社会科学の研究者に対し、卓越した学問的成果に加え、ドイツと自国との二国の関係の継続的な発展に貢献してきたことを認めて、毎年最大2名に授与される賞です。河野主幹教授は国際私法と国際民事訴訟法の分野の研究と教育の功績が評価されました。
 受賞者はドイツ国内の有識者や、過去の受賞者の推薦のもと、フンボルト賞※の候補者としてノミネートされた研究者の中から選出されます。2007年に創設された本賞の受賞は日本人では3人目、本学では初めてです。

授賞式にて 河野俊行主幹教授(左) フンボルト財団理事長Hans-Christian Pape教授(右)

授賞式会場の様子

※フンボルト賞 Humboldt Research Award
 ドイツ政府が全額出資する国際的学術活動の支援機関アレクサンダー・フォン・フンボルト財団が、ドイツ国外の優れた研究者に授与するドイツで最も栄誉ある学術賞。  
 人文学、社会学、理学、工学、医学、農学の各分野において、後世に残る重要な業績を挙げ、今後も活躍が期待される研究者を対象としている。
 アレクサンダー・フォン・フンボルトは19世紀の生物学者、探検家、地理学者で、その名を冠した財団の起源は1860年にさかのぼり、1953年に現在の形の財団が発足、1972年にフンボルト賞を創設した。

【参考】ライマール・リュスト賞については、下記URLよりご覧いただけます。
アレクサンダー・フォン・フンボルト財団HP
https://www.humboldt-foundation.de/web/luest-award.html

フリッツ・ティッセン財団HP
http://www.fritz-thyssen-stiftung.de/en/funding/special-programs/

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