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持続可能な社会のための決断科学センターと,宮崎県日南市,長崎県長崎市が協力協定を締結

2014.06.04
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 持続可能な社会のための決断科学センターと宮崎県日南市,長崎県長崎市は,平成26年5月21日(水),まちづくりに関わる総合的な事業等の策定に関する協力協定の調印式を行いました。両市とは,これまで中心市街地活性化や景観・デザインに関する各種計画や事業の検討等まちづくりや地域の課題解決に協力して取り組んできました。今回の協定は,そうした持続可能な地域社会の構築に向けた地域づくりプロジェクトにおける景観や環境,防災等に関する検討,市民参加や合意形成のマネジメントについて,一層の連携協力のもとに進めることを目的として,締結したものです。
 箱崎キャンパスで挙行した調印式には,日南市から﨑田恭平市長,長崎市から田上富久市長らがそれぞれ出席し,持続可能な社会のための決断科学センターからは矢原徹一センター長らが出席しました。

 協定締結後,矢原センター長は「自治体の取組は私たちの社会が直面している問題の解決に向けての良い学びの場になると思う。」と述べ,﨑田日南市長は「地方の最先端モデルを作っていきたいという考えがあり,九大の大学院生や教員と一緒に取り組めるということに大きな期待を持っている。」,また,田上長崎市長は「教員に加えて大学院生が参加することで,多くの現場で化学反応が起き,新しいことが生まれるのではと期待している。」と語りました。

 今後,決断科学大学院プログラムの学生らは,両市の事業への参加を通して市長等と交流する機会を持ち,地域の課題解決のための実践,教育,研究を総合的に行う予定です。

 なお,調印式に先立ち,﨑田日南市長,田上長崎市長が,それぞれ有川総長を表敬訪問され,矢原センター長も同席のもと,両市との連携協定による今後の協力体制の構築等について活発な意見交換が行われました。

 

【写真】
(上)協定書を取り交わす矢原センター長と﨑田日南市長
(下)協定書を取り交わす矢原センター長と田上長崎市長