演習林百周年記念植樹及び桜見学会を開催
2012.04.10
トピックス
平成24年4月5日,福岡県糟屋郡篠栗町の本学農学部附属演習林において,演習林百周年記念植樹及び桜見学会を行い,篠栗町や久山町の関係者と,有川総長をはじめ本学関係者約70名が参加しました。
1912年に樺太演習林・朝鮮演習林が設置されてから今年で百周年を迎える演習林では,本年12月に記念シンポジウムを予定していますが,それに先立ち,サクラ(ソメイヨシノ)の記念植樹を行うこととしました。
1967年に旧庁舎が移転した記念として植えられた桜並木を参加者に見学いただいた後,三浦篠栗町長,久芳久山町長,有川総長,吉村農学研究院長,吉田演習林長より植樹が行われました。
植樹後は,パネル展示による各研究室の研究紹介と懇親会が行われました。会では,林内で採れたタケノコやシイタケのほか,演習林が所在する福岡,宮崎(椎葉村),北海道(足寄町)の名産物の料理が並びました。また,篠栗町,久山町ともに町の大半を占める山地の活用に関して活発な意見交換が行われ,演習林には,引き続き地域の発展や活性化に寄与すること並びに広大なフィールドを活かした実践教育を通じて多くの優秀な学生を輩出することを期待する声が聞かれました。
【写真】 (上)桜見学会の様子 (下)記念植樹を行う有川総長
|