芸術工学研究院「ソーシャルアートラボ」設立記念フォーラムを開催
2015.06.24
トピックス
平成27年6月13日(土),大橋キャンパスの多次元デザイン実験棟ホールにて,芸術工学研究院に設置したソーシャルアートラボの設立記念フォーラムを開催しました。 このラボは,社会の課題にコミットし,人間同士の新しいつながりを生み出す芸術の実践を「ソーシャルアート」と捉え,その研究・教育・実践・提言を通じて,新しい生の価値を提示することを目的としています。 今回のフォーラムは,「地域にアートは必要か?」「アートには何ができるか?」などの問いに研究者や実践者がそれぞれの立場から答えつつ,その場に集った参加者全員でアート・地域・大学のこれからの関係性を真剣に考えました。基調講演では,多様な人々が関わり,創発が生まれるセレンディピティ(serendipity)の重要性,また,創発が持続的に起こり,地域を元気にしていくための仕組みづくりの重要性が論じられました。九州・沖縄各地からのゲストからは,新しい場をどのように切り拓き,どう継続しているのかを興味深い事例と共にお話しいただきました。フォーラムには地域づくりやアートマネジメント,アート表現に関心のある方々が九州や四国,関西,東京から訪れ,約120名が関心を共有しながら充実した時間を過ごしました。
参考Webサイト
芸術工学研究院ソーシャルアートラボ
写真 (上)基調講演を行う慶應義塾大学の飯盛義徳教授 (中)ゲストと参加者によるディスカッション (下)会場の様子
お問い合わせ 芸術工学研究院ソーシャルアートラボ TEL・FAX:092-553-4552 E-mail:sal★design.kyushu-u.ac.jp ※メールアドレスの★を@に変更してください。 |