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全国初の試み 九州大学・北海道大学による21世紀COEプログラム活動報告会を[02/03]開催!

2006.02.13
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全国初の試み 二つの基幹大学の合同報告会開催!
九州大学・北海道大学 21世紀COEプログラム活動報告会
「北と南から,日本が変わる,世界が見える」

 平成18年2月3日(金),九州大学は北海道大学と合同で東京都内の経団連ホールにて「21世紀COEプログラム活動報告会-北と南から,日本が変わる,世界が見える」を開催しました。

 報告会は,両大学の21世紀COEプログラムの活動状況と,各界で活躍されているゲストを招いて「日本の大学はどうあるべきか」というテーマのパネルディスカッションで構成され,梶山総長と北海道大学中村睦男総長の挨拶で始まり,合同で報告会を開催するに至った経緯や,それぞれの大学紹介を行い,両総長がさらなる交流・発展を期して堅く握手を交わしました。

 午前は,文部科学省結城章夫事務次官による「科学技術政策の動向と国立大学への期待」と題する基調講演と,両大学4名の研究者による活動紹介が行われ,午後からは,有本建男内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官(前文部科学省科学技術・学術政策局長),遠山敦子新国立劇場運営財団理事長(元文部科学大臣),山野井昭雄味の素株式会社顧問,吉川弘之産業技術総合研究所理事長(元東京大学総長)と両大学総長をパネリストに,コーディネーターの早川信夫日本放送協会解説委員の進行によるパネルディスカッションがあり,これからの日本の大学のあり方について活発に意見が交わされました。続いて両大学の副学長による研究戦略紹介と,4名の研究者による活動紹介が行われ,最後に「両校への期待」と題して,中山悠北海道大学東京同窓会理事長と近藤秋男九州大学東京同窓会会長による講演がありました。

 報告会には,両大学の関係者や,文部科学省,産業界などから約480名の参加があり,両大学の活動状況等についてメモを取りながら,熱心に耳を傾けていました。



握手を交わす両大学総長 活発に意見が交わされたパネルディスカッション