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九州大学病院における次世代医療基盤法を用いたデータサイエンスの増進

日本初の取り組みで予防医療への貢献を目指す 2024.01.26
お知らせ

九州大学は、九州工業大学、株式会社トライアルホールディングスや参加企業と連携して、九州大学病院が保有する医療データと、トライアル店舗の購買データや九州工業大学が研究する介護データ等とを認定機関が突合し匿名加工することによって、生活習慣病と購買データ、介護データ等との因果関係を解明し、予防医療への転換を促す日本初の取り組みを開始します。

この取り組みは、医療DXを推進するプロジェクトであり、臨床情報、遺伝情報、環境・生活習慣情報を学習する医療サービス「ラーニングヘルスシステム(LHS)」でのデータ突合により、予防医療への貢献を目指します。これは、将来的に医療の転換、進化に繋がることが期待されます

九州大学の医療DXと他者との融合による価値の創出

今回の取り組みでは、患者エンゲージメントとLHSの創出を可能にする医療DX基盤および医療データと産業のカップリングを実現してきた九州大学と、九州工業大学・株式会社トライアルホールディングス・参加企業と連携することにより、未病領域に切り込む新しい医療システムとビジネスモデルを創成することを目指します。

お問い合わせ

医学研究院 教授・病院メディカル・インフォメーションセンター長
中島 直樹
電話:092-642-5881
Mail:nakashima.naoki.351★m.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。