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国際法務室設置記念シンポジウムを開催

2011.09.16
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 近年の教育・研究活動のグローバル化の進展に伴い急増する国際的な契約や交渉を円滑に行うことや,コンプライアンスの強化を図るために,九州大学では,平成23年4月に国際法務室を設置しました。

 

 この設置を記念して,平成23年9月9日に,医学部百年講堂において「グローバル化社会における大学経営と国際法務」をテーマに「九州大学国際法務室設置記念シンポジウム」を開催しました。

 

 シンポジウムでは,本木章喜国際法務室室長(九州大学理事・事務局長),坂下鈴鹿氏(文部科学省高等教育局高等教育企画課国際企画室室長)からの挨拶の後,本林 徹氏(元日本弁護士連合会会長)による「国際化と大学」,村田直樹氏(外務省広報文化交流部長)による「大学の国際化の現状と課題」と題した基調講演が行われました。

 

 また,岡田昌治国際法務室副室長による国際法務室の概要説明の後,峯崎 裕氏(東京大学産学連携本部知的財産部知的財産統括主幹・弁理士),福本真一氏(NTTコミュニケーションズ法務考査部部長),村田氏,岡田副室長による「グローバル化社会における大学経営と国際法務」と題したパネルディスカッションが行われました。ディスカッションでは,国際展開を進める大学が直面しているリスクに対するマネジメントに,国際法務としてどのように関わっていくかについて,事例紹介を含めた討議が行われました。

 

 シンポジウムには学内外から約200名が参加し,引き続き行われた懇親会では,参加者間で国際法務実務の現状や課題についての情報交換も行われました。

 

 

【写真】
(上)講演中の本林 徹氏
(中)パネルディスカッションでの村田直樹氏
(下)会場の様子

 

(広報室)