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平成23年7月9日(土),福岡市庁舎15階講堂において,九州大学創立百周年・統合移転事業環境監視調査十周年記念フォーラム「九州大学移転事業における環境保全の取組み~都市と大学のサステナブルな環境づくり」が開催されました。 このフォーラムは,本学が進めている伊都キャンパスへの移転事業について独自の環境影響評価に基づき実施している監視調査が10年を迎えたことをひとつの節目として開催したものです。 有川節夫総長,来賓の白石順一環境省総合環境政策局長,山崎一樹福岡市副市長の挨拶で始まったフォーラムでは,基調講演として環境法・環境政策がご専門の浅野直人福岡大学教授が登壇し,国の法改正を先取りした形で進めている本学の環境影響評価の取組み等について講演いただきました。 260名が参加したフォーラムの後半では,坂井猛新キャンパス計画推進室教授の司会によるパネルディスカッションが行われ,田中壽夫福岡市教育委員会埋蔵文化財第2課長,市民ボランティア代表として福岡グリーンヘルパーの会の平野照実氏,本学から矢原徹一理学研究院教授,広城吉成工学研究院准教授がこれまでの伊都キャンパスにおける活動について,それぞれの専門の立場から報告した後,伊都キャンパスの環境づくりにおける今後の課題等について議論しました。最後に,今泉勝己理事・副学長により総括が行われ,フォーラムは盛会のうちに終了しました。
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【写真】 (上)基調講演を行う浅野直人福岡大学教授 (下)パネルディスカッションの様子
(広報室) |