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エア・リキード社からの寄附講座を開設

2010.10.27
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 九州大学は,水素エネルギー社会構築のための国際的教育研究拠点の強化の一環として,大学院工学研究院 機械工学部門に,フランスのエア・リキード及び日本エア・リキード株式会社からの寄附講座「エア・リキード水素構造材料・破壊学講座」(英文名:Air Liquide Industrial Chair on HydrogenStructural Materials and Fracture)を開設し,平成22年10月25日(月)に寄附講座贈呈式を行いました。

 

 本部特別応接室で行われた式では,エア・リキード,R&D,デピュティ・バイスプレジデントのフィリップ・ケイユ様から有川総長に対し,寄附申請書の贈呈が行われ,ケイユ様からは「水素エネルギーに関して,世界トップクラスの研究を推進している九州大学への寄附講座の設置を機に,これまで以上にエア・リキード,九州大学が連携し,水素社会実現に向けた研究が推進することを期待します」とのメッセージをいただきました。

 

 フランスのエア・リキードは産業・医療ガス製造販売における世界シェア第1位のリーディング企業であり,今回の寄附講座設置は本学において初のフランス企業からの寄附であるとともに,工学研究院機械工学部門としても初めての寄附講座受入れとなります。

 また,エア・リキード社における初の日本の研究機関における寄附講座でもあり,今後,本学は,エア・リキード及び日本エア・リキード株式会社とともに,本寄附講座を学術推進,研究者育成,ならびに産業への貢献において最大限に活かしていきます。

 

プレスリリースは,こちら。

 

【写真】

寄附申請書を贈呈する,エア・リキード社のフィリップ・ケイユ様(左)と有川総長(右)。

 

(広報室)