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ロバート・ファン氏へ名誉博士の称号を授与

2010.03.29
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 平成22年3月24日(水),箱崎キャンパス本部特別応接室で九州大学名誉博士(※注)の称号授与式が行われ,本学の卒業生であり,アメリカ合衆国のシネックス社代表取締役会長であるロバート・ファン氏に授与されました。

 ファン氏は,若者がEntrepreneurship(アントレプレナーシップ:起業家精神)を持つことの重要性を強く感じ,本学学生の起業家精神と国際感覚の涵養を主たる目的として,2005 年に本学に多額の寄附を行っていただきました。これにより,2005 年度からシリコンバレーでの1 週間にわたる授業を中核とする起業家精神涵養プログラム「九州大学/ロバート・ファン/アントレプレナーシップ/プログラム(QREP)」が開始され,これまで多くの学生がこのプログラムに参加しています。
 また,本学では上記プログラムの成功を更に発展させるものとして,起業家精神,国際性,社会貢献意識の涵養と具体的方法を教育する新たなセンターへの発展を計画しており,ファン氏からも継続して資金面や教育内容に関するご支援など多大なご協力を得ております。
 このような本学の教育の充実・活性化や発展への顕著な貢献により,今回,同氏に名誉博士の称号を授与することとなったものです。

 授与式の挨拶でファン氏は「この学位を受けたことで,今後も懐しの母校である九州大学のために,Entrepreneurshipを持つ九大生の育成を後押ししていきたい。」と述べられました。

 

今回の名誉博士の称号授与についてのプレスリリースはこちら
 

※注)「九州大学名誉博士
学術文化の発展に多大な寄与があった者で,以下に該当する者に授与されます。
(1) 本学の教育研究上特に顕著な功績があった者
(2) 国際文化交流を通じ,本学の教育研究上顕著な功績があった外国人
(3) 本学に勤務した外国人教師で,特に顕著な功績があった者

 

【写真】
(上)称号授与の様子
(下)称号授与後の記念撮影

 

(広報室)