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病院にヘリポート開港

2008.07.11
トピックス
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   平成20年7月10日(木)、九州大学病院のヘリポート開港を記念して、北棟屋上でテープカット式並びに医学部百年講堂で記念式典が催されました。
 九州大学病院は、西日本地域の先端医療と第3次救急医療の拠点病院としての責務と、地震等の大規模災害時に医療スタッフ(DMAT)を派遣する福岡県の指定病院としての責務等に応えるため、本院建物屋上にヘリポートを開設しました。
 九州大学病院に搬送される患者さんは緊急性あるいは重傷度が高いため、ヘリコプターは救急車と比較して大変優れた搬送手段となります。病院敷地内(建物屋上)にヘリポートを設置したことで、より安全かつ迅速な搬送が可能になり、ひいては救命率をますます高めることができます。現在、年間50~100件程度、ヘリコプターの発着を見込んでいます。
 式典では、久保千春九州大学病院長の式辞、梶山千里九州大学総長の挨拶に続き、横倉義武福岡県医師会長(川波壽副会長代読)、宮崎良春福岡市医師会長、相良文寛福岡市消防局長から祝辞を頂戴いたしました。また、久留米大学病院の坂本照夫高度救命救急センター長が、ドクターヘリに関する講演を行いました。

 

【写真】
(上)北棟屋上のヘリポート。
(下)ヘリポートにてテープカットを行う関係者。