韓国・閔丙珠(ミンビョンジュ)国会議員が来学
2013.05.24
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平成25年5月15日(水),本学の博士課程修了生である韓国の与党セヌリ党の閔丙珠(ミンビョンジュ)国会議員が来学されました。 毎年5月15日は,韓国では「先生の日」(恩師や母校に対し感謝をする祝日)にあたります。閔議員は,九州大学が平成23年度より実施している学部1年生を対象とした日韓海峡圏カレッジプログラムの共通科目「韓国学への招待」において,母校の後輩たちへ講義を行うために来学されました。 講義では,「韓国の科学技術政策」というテーマのもと,今年2月に発足した朴槿恵(パククネ)政権において科学技術を基盤とした創造経済政策立案の経験をもとに,先端的科学技術に基づいた経済運営という,韓国の新しい科学技術政策を紹介されました。また,日韓が科学技術分野で強みを活かし,協力することの重要性に触れ,専門別の学生で組織された科学キャンプなどの日韓学生交流を提案されました。最後に,ご自身の留学経験を交えながら,失敗を恐れず,積極的に挑戦するようにと後輩たちを激励されました。 また,講義の前には本学の有川節夫総長,藤木幸夫理事・副学長を表敬訪問されました。表敬には,同講義のコーディネーターである松原孝俊韓国研究センター長のほか,閔議員の出身学部である理学部より荒殿誠理学研究院長,相良建至名誉教授も同席され,教育及び科学に関する日韓の政策等について活発な意見交換が行われました。
【写真】 (上)受講生から質問を受ける閔議員の様子 (下)表敬訪問の様子(中央が閔議員)
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