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ロシアによるウクライナ侵攻から1年が経過しましたが、戦争は出口が見えないまま継続し、日本やアジアを含む世界の政治・経済に大きな影響をもたらしています。本シンポジウムでは、ロシア・ウクライナを含む欧州における民族問題と政治、経済・エネルギー、宗教等に詳しい専門家をお招きし、多様な切り口からその本質に迫り、欧州統合の脈絡の中でその解決策について考えます。
対象 | 一般向け、高校生向け、在学生・教職員向け、その他 |
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開催日時 | 2023.03.05 (日) 13:30 ~ 2023.03.05 (日) 17:00 |
開催場所 | キャンパス外 |
会場名 | オンライン(Zoomウェビナー) |
会場の住所 | |
定員 | なし |
参加費 | 無料 |
イベント詳細 | <プログラム> ■挨拶 蓮見 二郎(九州大学EUセンター長、九州大学大学院法学研究院教授) 岩田 健治(九州大学理事・副学長)「九州大学のウクライナ支援について」 ■講演「ウクライナにおける欧州統合の構想史」 松嵜 英也(津田塾大学 学芸学部 国際関係学科 講師) ■講演「ウクライナ戦争とEU経済」 蓮見 雄(立教大学経済学部経済学科教授) ■コメント、討論 八谷 まち子(九州大学EUセンターアドバイザー) 高橋 沙奈美(九州大学大学院人間環境学研究院 講師) ボホロディチ・ベアタ(Adam‐Mickiewicz University 准教授) <講演概要> ■「ウクライナにおける欧州統合の構想史」松嵜 英也 氏 ソ連からの独立後、ウクライナは一貫して欧州統合を求めてきた。しかし、独立後からこんにちまで、ウクライナにとっての「欧州」の地域認識は自明なものではなく、変化も見られる。そこで講演では、独立後からこんにちまでのウクライナ外交を対象にし、2014年のマイダン政変、クリミアやドンバスをめぐる問題、そしてロシア・ウクライナ戦争を踏まえながら、ウクライナにとって、欧州統合の構想とはどのようなものだったのかを考えたい。 ■「ウクライナ戦争とEU経済」蓮見 雄 氏 冷戦崩壊後、貿易・投資やエネルギー分野でロシアと分かちがたく結びついてきたEUにとって、制裁を課すことでサプライチェーンが分断され、エネルギー供給先の地球規模での組み換えが進んでいる。それがロシア経済、ウクライナ経済、EU経済、さらに欧州グリーンディール(Fit for 55からREPowerEUへの政策転換の総合的評価)等のEU政策体系に、どのような影響をもたらすものか、客観的なデータを踏まえて解説する。 |
申込方法 |
事前申し込みの必要あり [その他] ※参加を希望される方は以下URL、または、チラシ記載のQRコードよりお申込みください。九州大学EUセンターのホームページからもお申込みいただけます。 https://kyushu-u-ac-jp-global.zoom.us/webinar/register/WN_am6_DcLaQrewdB4gbJeuWQ ご登録完了時にZOOM視聴用URLをお知らせします。 |
申込受付期間 |
2023.02.22 (水) - 2023.03.05 (日) |
お問合せ先 |
担当:EUセンター |
ホームページ | http://eu.kyushu-u.ac.jp/indexjp.html |
公開期間 | 2023.02.22 (水) - |
関連データ |