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2024年能登半島地震に関するワークショップ

公開講座 申込受付終了

2024年1月1日に発生した能登地方を震源とする地震(M7.6)は、石川県、富山県、新潟県に甚大な被害をもたらした。発災から約1か月後、被災状況を正確に把握し、復旧・復興に必要な基礎資料を得るため、九州大学を中心に産官学の有志が集まり初動調査が実施された。この調査を通じて、被害の甚大さが明らかになり、被害拡大の要因や海底の隆起、構造物の損傷、災害廃棄物の状況、さらには大規模な液状化被害のメカニズムを学術的に解明する必要性が認識された。また、九州大学では分野横断的な調査団が設立され、各分野の専門家による調査グループが編成され、詳細な調査が進められてきた。本ワークショップでは、その調査結果が報告され、今後の復旧・復興について産官学の研究者・技術者による議論が行われる。

対象 在学生・教職員向け、その他
言語 本ワークショップでは日本語のみが使用され、通訳はありません。
開催日時 2024.10.11 (金) 13:00 ~ 2024.10.11 (金) 17:00
開催場所 キャンパス外
会場名 JR博多シティ 9階中会議室2
会場の住所 福岡市博多区博多駅中央街 1-1
定員 先着   50名    ※ 下記の申込みフォームよりお申込みください。 https://forms.office.com/r/bAVVUncMSi
参加費 無料
イベント詳細 13:00 開会あいさつ
調査団代表 九州大学大学院工学研究院 教授 ハザリカ ヘマンタ

一般講演
13:05 - 13:20 防災科学技術研究所 石澤 友浩 断層近傍の強震観測記録に基づく地震動特性
13:20 - 13:35 富山県立大学 兵動 太一 奥能登および富山県における液状化被害の概要
13:35 - 13:50 地盤防災研究所 藤白 隆司 かほく市および内灘町における液状化被害の概要
13:50 - 14:05 株式会社吉光組 道 勇治 ドローンおよび3D レーザー測量を用いた内灘町西荒屋地区の被害分析

14:05 - 14:15 休憩

14:15 - 14:30 清水建設株式会社 村井 政徳 内灘町室地区の地形・地質・地歴について
14:30 - 14:45 川崎地質株式会社 太田 史朗 内灘町室地区で発生した地盤の側方流動 について
14:45 - 14:55 九州大学 ハザリカ ヘマンタ 局所的な液状化被害の要因分析
14:55 - 15:10 質疑応答

15:10 - 15:20 休憩

特別講演
15:20 - 15:40 九州大学 菅 浩伸 能登半島北岸の浅海底地における地形調査

一般講演
15:40 - 15:55 中央大学名誉教授 國生 剛治 地震記録によるSS Newmark法での降伏変位を考慮した斜面の滑り破壊について
15:55 - 16:10 九州大学 梶田 幸秀 Lidar による路面段差精度の検討
16:10 - 16:25 九州大学 小宮 哲平 災害破棄物の処理現状と課題
16:25 - 16:35 金沢大学名誉教授 松本 樹典 2007年能登半島地震を振り返って
16:35 - 16:50 質疑応答

16:50 閉会あいさつ
九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 教授 福本康秀
申込方法 事前申し込みの必要あり
[Webサイト]
※下記の申込みフォームよりお申込みください。 https://forms.office.com/r/bAVVUncMSi
申込受付期間 2024.09.20 (金) -
2024.10.09 (水)
※10-09(水)の12:00 までに事前申し込み可能
お問合せ先

担当:ハザリカ ヘマンタ
電話:092-802-3369
Mail:hazarika★civil.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

住所:九州大学伊都キャンパス W2-1124室
ホームページ
公開期間 2024.09.30 (月) -
関連データ

能登半島地震ワークショップ開催案内.pdf (304KB)