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イオンモビリティーESI/MALDI-QTOF:timsTOF fleX 全学教員向けセミナー

講演会等 申込受付終了

五感応用デバイス研究開発センターでは、最先端の質量分析装置 timsTOF fleX を共同利用設備として新たに導入しました。
本装置は、トラップド・イオンモビリティ・スペクトロメトリー(TIMS)機能を搭載し、従来の技術では困難だった異性体や化合物の正確な分離・同定を実現します。また、イメージング分析にも対応しており、メタボロミクスやリピドミクス解析をはじめとするオミクス解析において生体内代謝物や脂質の分布、薬物の作用部位の特定といった高度な分析を1台で実行できる点が大きな特徴です。

本セミナーでは、低分子代謝物の同定や生体組織内でのリピドーム・メタボローム分布解析といった具体例を通して、本装置の革新性をご紹介いたします。
この機会にぜひ、当センターの最新設備をご活用ください。

日時:2025年3月13日(木)14:00 –15 : 40
形式:ZOOM開催

対象 在学生・教職員向け
開催日時 2025.03.13 (木) 14:00 ~ 2025.03.13 (木) 15:40
開催場所 キャンパス外
会場名 オンライン開催
会場の住所
定員 なし
参加費 無料
イベント詳細 【プログラム】
14:00 -14:40: メタボロミクス/リピドミクス分析
LCから共溶出するアイソバリックな脂質や低分子代謝物をTIMSのモビリティーで分離し、得られるクリーンなMS/MSスペクトルは、化合物のアノテーションの信頼性を高めることが可能です。解析ソフトウェア(MetaboScape)も合わせてご紹介します。
14:40 -15:20: イメージング分析
MALDIイメージングでは空間的にスペクトルが収集され、2Dマップとして投影される全ての位置で質量スペクトルが作成されます。単一のデータセットには数百から数千の固有のラベルフリーのイオンイメージングが含まれることもあり、分子マーカーの発見や特定部位の分子含有量の調査に使用できます。解析ソフトウェア(SCiLS)も合わせてご紹介します。
15:20 -15:40: 質疑応答
申込方法 事前申し込みの必要あり
[E-mail]
※セミナーへの参加をご希望の方は、以下の情報を明記の上、メールにて3/12(水)までにお申し込みください。
※必要事項
ご所属、お名前、職名、連絡先(メールアドレス、内線番号)
送付先: jimu@gokan.kyushu-u.ac.jp
申込受付期間 2025.02.18 (火) -
2025.03.12 (水)
お問合せ先

担当:五感応用デバイス研究開発センター 日高 朋子

ホームページ https://www.rdctos.kyushu-u.ac.jp/archives/868
公開期間 2025.02.19 (水) -
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