Academics 学部・大学院等

教育・研究活動における安全管理

 平成28年9月6日、九州大学総合科目「フィールド科学研究入門“屋久島プログラム”」実施期間中、本学文学部1年生の学生が鹿児島県熊毛郡屋久島町にて川で溺れ亡くなるという事故が発生しました。
 近年、大学等の教育機関における教育研究は、高度化・多様化しており、その中で様々な体験型学修が提供されるようになっています。実験や実習・演習・調査などの体験型教育研究活動は、机上の学習だけでは得られない貴重な教育成果が得られる反面、事前の準備不足や参加者の経験の有無などにより重大な事故につながるリスクを内包しているため、細心の注意を払って安全管理、事故防止・対応に努める必要があります。

 これらを踏まえ、教育企画委員会の下に設置した「授業実施における安全管理検討WG」では、体験型教育研究活動等における教職員及び学生の安全管理や事故再発防止を目的に「教育における安全の指針~野外活動編~」を作成しました。
 体験型教育研究活動等を行う全ての教職員と学生においては、安全の指針を熟読し、活動前の必要な準備、活動中の注意事項、万一事故にあった場合の対応等について十分認識した上で、活動を行うようにしてください。

安全の指針

 安全の指針は、活動後の反省と改善策の検討を行って適宜改訂することとしています。

 (参考)各部局における安全教育及び手引き等(公表している部局・内容のみ)

 本学では、事故の記憶を風化させることのないよう、授業、講習会及びFDなどを通じて、教育・研究活動における安全管理の向上、再発防止及び安全意識の向上に取り組んでまいります。

課外活動における安全管理については、上記サイトの「学生団体の顧問教員指針」及び「課外活動における安全対策マニュアル」を確認してください。