International 国際交流・留学
海外留学を体験した九大生に、留学先でどんなことを学び、どんな暮らしをしていたのか語ってもらいました。
藤原 咲弥(ふじわら さや)さん
教育学部4年
留学国:イギリス
留学先:バーミンガム大学
期 間:2024年9月~12月
新しい環境に踏み出すことで、自分を知ることができた
小学校からずっと福岡で過ごしてきた中で、新たな環境に挑戦してみたいと考え、英国への留学を決意しました。留学先では、教育学や社会学の授業を履修しました。
バーミンガムはクリスマスマーケットが有名で、その規模はイギリス最大級だそう。移動式のメリーゴーラウンドや観覧車もありました
休日の過ごし方、留学して良かったこと
休日はロンドンやヨーロッパ各国へ出かけました。日本と比べて交通機関の遅延や運休が多く、見知らぬ人々と助け合う場面がよくありました。持っている情報を共有し、同じように困っている人を見かけたら声をかける。言語や国境を超えた優しさを感じました。
留学経験をどのように活かしていきたいか
留学中は「自分は何者か?」という問いに向き合う機会が多かったです。自身の価値観が過去の経験や環境により形作られていることを意識することで、他者との違いを理解する力が養われました。今後も、積極的に新しい経験を重ね、視野を広げていきたいです。
留学を考えている人へメッセージ!
少しでも留学に興味があるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。不安を感じることもあるかと思いますが、準備や下調べを通して、背中を押してくれる制度や体験談を見つけてください。現地でも、きっと想像以上の学びや出会いがあるはずです。
授業は講義とゼミの2コマ1セットが基本。留学生が多く、国際色豊かな環境の中で、様々な人や意見と出会うことができました
湖畔にある寮で暮らしていました。キャンパス全体が自然に囲まれており、リスやカモメを見かけることが多かったです
ロンドンへは電車で1時間半ほどで行くことができます。この写真は、ナショナル・ギャラリーでゴッホ展を観た ときのものです
留学生のごはん事情
学食がなかったので、ランチは友人と学外に食べに出ることが多かったです。フィッシュアンドチップスは衣やポテトに好みがあるそうで、友人達が行きつけのお店に連れていってくれました。
バーミンガム大学
イギリス中部に位置する名門校で、1900年に設立。現在は38,000人以上の学生が在籍し、160以上の国から訪れた多数の留学生も学ぶ国際的な大学。研究型大学の団体「ラッセルグループ」に加盟しており、様々な研究で高い評価を受けている。ノーベル賞受賞者も数多く送り出しており、美しいキャンパスと共に整った教育・研究環境が魅力の大学である。
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