楠原 弘己さん

楠原 弘己さん
楠原 弘己さん

昆虫の博士になりたい
と思い続け

生物資源環境科学府

博士3年

天敵昆虫学研究室

くすはら ひろき

楠原 弘己さん

イネの害虫であるツマグロヨコバイの卵に寄生する小さなハチについて研究する楠原弘己さん。

害虫の天敵として農業被害を抑え得るこのハチは何種類もいます。その種の構成が地域の気温の違いによって変わることから、このハチが地球温暖化の影響を受けている可能性を調べています。

昔から昆虫が好きで、学部の講義で農薬の代わりに害虫の天敵を用いる生物的防除法に興味を持ち、修士課程から九州大学で害虫の天敵の研究を開始。博士課程では経済的な面で苦労しましたが、未来創造コースに採用されたことで、アルバイトを辞めて研究に専念でき、他の採択者とも交流し自身の視野を広げているそう。

科学における知識の積み重ねに加わっていくことが研究の原動力。「博士の研究を論文で残せることが嬉しい。将来、研究者が自分の論文を引用してくれるかもしれない。少しずつでも科学の積み重ねになってくれれば」と、まだ見ぬ後輩へ期待し、次につながる研究を続けます。

 

※本内容は「九大広報126号(令和4年12月発行)」に掲載されています。

昆虫の博士になりたい
と思い続け

生物資源環境科学府

博士3年

天敵昆虫学研究室

くすはら ひろき

楠原 弘己さん

楠原 弘己さん

イネの害虫であるツマグロヨコバイの卵に寄生する小さなハチについて研究する楠原弘己さん。

害虫の天敵として農業被害を抑え得るこのハチは何種類もいます。その種の構成が地域の気温の違いによって変わることから、このハチが地球温暖化の影響を受けている可能性を調べています。

昔から昆虫が好きで、学部の講義で農薬の代わりに害虫の天敵を用いる生物的防除法に興味を持ち、修士課程から九州大学で害虫の天敵の研究を開始。博士課程では経済的な面で苦労しましたが、未来創造コースに採用されたことで、アルバイトを辞めて研究に専念でき、他の採択者とも交流し自身の視野を広げているそう。

科学における知識の積み重ねに加わっていくことが研究の原動力。「博士の研究を論文で残せることが嬉しい。将来、研究者が自分の論文を引用してくれるかもしれない。少しずつでも科学の積み重ねになってくれれば」と、まだ見ぬ後輩へ期待し、次につながる研究を続けます。

※本内容は「九大広報126号(令和4年12月発行)」に掲載されています。