平成24年夏の節電対策

　政府の電力需給に関する検討会合において、九州電力管内は「2010年夏の最大需要に対して10%以上の節電を求める」ことが決定されました。
九州大学では、これまでも積極的に節電に取り組んでまいりましたが、原子力発電所の停止等による深刻な電力不足の状況を踏まえ、積極的に電力の使用抑制に取り組みます。

【1】 節電に係る具体的取組

1)照明器具

• 5割程度の蛍光管、電球の間引き
  廊下、トイレ、教員室、事務室、講義室、実験室等(必要照度を確保)
• 必要がない場所の消灯
• 開放講義室の集約化

2)実験機器等

• 可能な限り実験機器等の集約化、稼働時間短縮、一時停止等
• プリンターの集約化
• 湯沸かし器の電気温水器を停止

 【2】 省エネルギーの徹底

 1)OA機器(パソコン、プリンタ等)

• 待機電力のカット
• 省エネモード設定の徹底

2)実験機器等

• 待機電力のカット

3)空調機

• 室温管理の徹底(28℃)
• 空調使用前および定期的な空調機フィルターの清掃

4)照明

• 昼休みの一斉消灯及び不要部分の消灯の徹底

5)エレベータ

• 上下5階以内の昇降は階段利用を奨励

6)一般用冷蔵庫

• 冷蔵庫の集約化

7)暖房便座等

• 便座、洗浄水の保温解除

8)クールビス実施期間の延長

• 実施日:5月1日～10月31日

9)冷房運転期間の設定

• 実施日:7月1日～9月30日(室温28℃以上)

1)本学が定める目標値を超える恐れがある場合、「30分間の空調機の運転停止」を実施します(対応可能な室のみ)。
2)計画停電を回避するため、電力会社等より節電日時等の具体的な協力依頼があった場合、空調機の停止や、実験機器の運転スケジュール見直し等の協力要請を行います。

1)節電状況等の公表(学内限定)
　　節電期間中は、節電状況の結果を毎日、キャンパス単位で公表します。
　　詳しくはこちらから→今夏の節電状況

1)病院の患者サービス部門及び電力の使用形態から節電の一律適応が困難な施設等については、可能な範囲での節電を行います。
2)節電対策の実施状況について確認するため、各部局等の巡回を行います。
3)節電期間中は軽装(クールビズ)での執務やこまめな水分補給等、体調管理に注意し、健康・安全面に配慮のうえ、節電に取組むようお願いします。